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エルデンリング ナイトレインを実際にプレイした感想【徹底レビュー】

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  • エルデンリング ナイトレインって今人気だけど面白いの?
  • エルデンリングが難しかったので自信ない・・・
  • 実際にプレイした感想を知りたい!

『エルデンリング ナイトレイン』をプレイしてみたいけれど、高難易度ゲームと聞いて購入を迷っている方も多いのではないでしょうか。

この記事では、『エルデンリング ナイトレイン』(以下ナイトレイン)の特徴や、実際にプレイして感じたことについて本音で徹底レビューします。

私は『エルデンリング』や『ダークソウル』をよくプレイしており、今回『ナイトレイン』も実際に遊んでみて感じたことを紹介します。購入を迷っている方にとって、参考になれば幸いです。

結論から言うと『ナイトレイン』は、エルデンリング本編をプレイしていなくても十分楽しめますし、高難易度ゲームが苦手な方でも遊べるゲームだと感じました。迷っている方はぜひ買ってプレイしてみてほしいです。

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『ナイトレイン』はエルデンリングのサバイバルアクション

鷹にぶら下がって空中を移動する

『ナイトレイン』は、三人一組で挑むサバイバル形式のアクションゲームで、エルデンリングのスピンオフ的作品です。エルデンリングの世界観や操作感をベースにしながらも、独自のルールや仕様が追加されています。

本作はオープンワールド型ではなく、プレイヤーがボスを選択してマッチングし、ステージに出撃するスタイルとなっています。

ゲームは三日間(ゲーム内日数)で構成されており、1日目と2日目は探索や戦闘を通じて装備を集めたり、レベルを上げたりする準備期間。そして3日目には、ステージの大ボスとの決戦に挑むことになります。

基本的な操作方法はエルデンリングと共通しており、シリーズ経験者であればスムーズにプレイできるでしょう。ただし、細かい仕様にはいくつか異なる点があります。

  • 高速ダッシュや高所ジャンプなど、移動手段が大幅に強化
  • 各キャラクターの役職や外見は固定で変更不可
  • 固有スキルや必殺技があらかじめ設定されている
  • 落下ダメージが存在しない

また、ステージのマップは時間経過とともに徐々に狭くなっていく仕様となっており、限られた空間の中で敵と戦いながら、ランダムドロップする装備やアイテムを収集して強化していきます。

このあたりの構造は、Apex LegendsやPUBGといったいわゆる「バトロワ系ゲーム」に近い印象を受けるかもしれません。

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プレイレビュー|エルデンリング ナイトレインを実際に遊んでみた

ここでは、実際に『ナイトレイン』をプレイして感じたことをまとめていきます。

一部ではエルデンリング本編との比較も交えていますが、未プレイの方にも分かりやすいように丁寧に解説していきます。

シンプルなシステムで分かりやすい

『ナイトレイン』は、エルデンリング本編と比べてシステムが大幅に簡略化されており、初めてでも取っつきやすい印象を受けました。例えば以下のような変更があります。

  • 装備は「武器・盾・タリスマン」の3種類のみ(防具が存在しない)
  • 筋力や持久力といった細かいステータスの育成が存在しない
  • 装備やアイテムは敵からのランダムドロップ制に変更

私は本編では、ステ振り(ステータスの振り分け)にいつも悩んでいたのですが、『ナイトレイン』ではそういった要素がないため、気軽にプレイできて嬉しかったです。

ただし、ステータスそのものが完全に存在しないわけではなく、各キャラクターごとに初期ステータスが設定されており、使える装備や戦い方には向き・不向きがあります。

エルデンリング ナイトレインの各キャラクターのステータス
kero
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最初は魔術師タイプのキャラに大型武器を持たせたところ、ぜんぜんダメージが出ず足手まといになってしまいました……。

また、武器のドロップや付属する戦技がランダムになっていることで、ローグライクの要素も強まっています。

運が悪いと、最後まで初期武器のままボス戦に挑むハメになることも……。このあたりは賛否あるかもしれませんが、緊張感があって個人的には楽しめました。

協力プレイの影響が大きい

『ナイトレイン』は、基本的に他のプレイヤーと3人で協力して攻略していくゲームです。そのため、エルデンリング本編を一人で進めるのが難しかった方にとっては、仲間と一緒に挑戦できるという点で遊びやすいと感じるかもしれません。

ソロモードも搭載されていますが、あくまでメインはマルチプレイ。マッチングした味方とどれだけ連携できるかが、勝敗を大きく左右します。

当然のことながら、プレイに慣れている方とマッチングしたときは驚くほどスムーズに攻略でき、とても心強かったです。逆に、自分が装備やレベルをしっかり整えていても、味方との連携がうまくいかないと、思いがけず苦戦することもありました。

準備不足でも味方が強ければ勝ててしまう反面、自分が活躍できる状況でも仲間次第で敗北してしまう――そんな「運要素」も、このゲームの魅力であり難しさでもあります。

高速移動や空中ジャンプで感じる爽快感

エルデンリング本編では、広大なオープンワールドをじっくりと探索するスタイルでしたが、『ナイトレイン』はその逆で、コンパクトなマップをテンポ良く駆け巡るようなプレイ感覚です。特にフィールド移動に関しては、本編とはまったく異なる爽快さがありました。

たとえば以下のような要素が挙げられます。

  • 馬が登場しない代わりに高速ダッシュが可能
  • 上昇気流のようなギミックを使って大ジャンプができる
  • 鷹に掴まれて、空中を滑空するような移動ができる

マップ自体は本編と比べてかなり小規模ですが、そのぶん無駄な移動時間がほとんどなく、端から端まで短時間で移動できる点も良いと感じました。

エルデンリング ナイトレインのマップ

絶え間なく走り回ることが多いですが、不思議と「飽きる」とか「面倒臭い」と思わないのが本作の魅力だと思います。

従来のフロムゲーと異なる新しい挑戦

『エルデンリング』や『ダークソウル』といった、いわゆる“フロムゲー”は、強敵に何度も敗北しながら少しずつ攻略の糸口を掴んでいく設計が特徴です。ところが、『ナイトレイン』はその方向性とは少し異なり、「フロムゲーらしくない」と感じる点がいくつかありました。

まず大きな違いとして、倒されるとルーン(経験値・お金)を失うだけでなく、レベル自体も下がってしまうという仕様があります。これは従来の作品にはなかった要素で、ミスのリスクがよりシビアです。

kero
kero

『ナイトレイン』は特にレベルの重要度が高いです。

1日目で十分に育成できていないと、1日目のボスで全滅して終了…というケースも珍しくありません。

さらに、『ナイトレイン』には時間制限が存在します。限られた日数(=プレイ時間)の中でレベルを上げ、装備を整えてボスに挑む必要があるため、何度もやられながら攻略法を探す……という余裕があまりありません。

このようなシステムは、これまでのフロム作品には見られなかったもので、とても新鮮でした。良い意味で「フロムゲーっぽくない」点が、本作の個性になっていると思います。

ダークソウルシリーズのボスも登場!

『ナイトレイン』では、『エルデンリング』本編に登場するボスだけでなく、『ダークソウル』シリーズに登場したボスたちも一部登場します。

過去作を遊んできた身としては、「最新作であのボスたちとまた戦える!」というだけで胸が熱くなりました。

具体的には、たとえば以下のようなボスが確認できました

  • 貪食ドラゴン(ダークソウル)
  • 溶鉄デーモン(ダークソウル2)
  • 無名の王(ダークソウル3)

無印から3まで、シリーズを通して登場していた強敵たちが再登場している点は、ファンにとってはたまらないサプライズです。

個人的には、これら“復刻ボス”との戦闘がとても懐かしく、かつ今の操作感で戦えるのが新鮮で楽しかったです。可能であれば、今後のアップデートなどでさらに多くのボスが登場してくれることを期待したいですね。

限られた時間での戦略的プレイが求められる

『ナイトレイン』をプレイしていて特に強く感じたのが、「限られた時間の中で、どれだけ効率よく動けるか」がとても重要だということです。

プレイヤーは、わずか3日間(=実プレイで約40分)という制限時間の中で以下のようなことをこなす必要があります。

  • 各地の中ボスを倒してルーンを稼ぎ、レベルアップ
  • 手に入れた装備から最適なものを素早く選択
  • 教会に立ち寄り、回復アイテム(エスト瓶)を入手

特に装備については、『エルデンリング』本編のように好きなだけ持ち歩けるわけではありません。装備枠の分しか保持できないため、常に取捨選択を迫られます。

「この武器は強いけど、重くて使いづらい」「戦技が好みじゃないけど今はこれしかない」など、瞬時に判断して装備を切り替える必要があり、その判断力も試されます。

エルデンリング ナイトレインの装備メニュー

さらに、マップ内にいる中ボスを倒してルーンを集めつつ、特定の場所にある強力な装備や回復アイテムを見つけ出すという探索も求められるため、プレイ中は常に時間との戦いです。

1回のマッチはおおよそ40分程度で完結するのですが、「まだ準備が足りてない!」と思った頃には最終ボス戦、ということもしばしば。気づいたら時間が過ぎていて、毎回あっという間に感じるほど密度の高いプレイ体験でした。

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先にエルデンリング本編をプレイした方が良い?

結論から言うと、『エルデンリング』本編をプレイしていなくても『ナイトレイン』は十分楽しめます。

確かに『ナイトレイン』は操作感や世界観の雰囲気など、本編をベースにしている部分があります。しかし、システム面では大きく異なり、むしろエルデンリング本編とは別作品として楽しめるように設計されている印象です。

また、ストーリー的にも『ナイトレイン』はいわゆる続編という位置づけではなく、“パラレルワールド”として独立した世界観が構築されています。

開発者インタビューでも「本作はエルデンリングの世界観を元にしつつ、異なる可能性を描いた作品」と語られており、予備知識なしでも問題なく入り込める内容です。

――本作の物語や世界設定は『ELDEN RING』と共通していますか?

パラレルワールドとしています。“狭間の地でかつて破砕戦争があった”という点までは共通していて、『ELDEN RING』のワードや設定は登場しますが、それ以外は別のお話になります。

 ですので、『ELDEN RING』の物語で謎に包まれていた設定が明かされるようなことはありません。『ELDEN RING』の物語に対する、ユーザーさんそれぞれの思い出や考えを歪めるようなことはしたくなかったので、あえてまったく別のお話にしています。

 『ELDEN RING』をプレイされたことがあるユーザーさんには新鮮に感じていただけると思いますし、逆に言えば『ELDEN RING』をまったくプレイしてことがなくても、本作を楽しんでいただけると思います。

引用元:ファミ通.comのインタビュー記事

もちろん、本編をプレイしていれば「あの装備だ!」「この場所、見覚えがある!」といった楽しみ方もできるため、シリーズファンならより深く味わえることは間違いありません。

ただし、本作から初めてフロム作品に触れるという方でも十分に楽しめる内容になっているので、「気になるけど本編をクリアしていないから……」と敬遠する必要はないと思います。

私はエルデンリング本編もプレイ済みです。実際にプレイしたレビュー・感想はこちらのページで詳しく解説しています。

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まとめ|ナイトレインはフロム入門にもおすすめ

『ナイトレイン』は、『エルデンリング』本編をプレイしていない方や、難しくて途中で挫折してしまった方でも楽しく遊べる作品です。従来のフロム・ソフトウェア作品とは大きくコンセプトが異なり、アクションのテンポやシステムもかなりシンプルになっています。

これまでフロムゲーに手を出せなかった方にも、「これなら遊べるかも」と思わせてくれる内容になっているので、少しでも興味があるならぜひプレイしてみてください。

また、PC版をプレイする場合はコントローラーの使用を強くおすすめします。キーボード・マウスで操作するのはかなり慣れが必要だからです。

私はSwitchのProコントローラーで快適にプレイできているので、もしお持ちでない方はコントローラーの購入しましょう。

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