- SwitchやPS5の映像をPCに映して配信したい・・・
- キャプチャーボードは高い買い物だから、絶対に失敗したくない!
- GC551G2とHD60 X、結局どっちが「買い」なの?
ゲーム機やスマホの画面をPCで映す際に、最も重要なのがキャプチャーボードの性能です。
キャプチャーボードが低品質だと快適な画面表示ができず、楽しくプレイができなくなってしまいます。
せっかく高いお金を払ったのに、自分の遊びたいゲーム環境に合っていなかったり、数ヶ月で動作が不安定になったりしては目も当てられません。
私は、旧モデルであるAVerMediaのGC550 PLUSを5年以上愛用しています。5年以上一度も壊れていない信頼性から、次も当然、後継機のGC551G2を買うつもりで徹底的に調べ尽くしました。
この記事では、キャプチャーボードの人気機種「AVerMedia GC551G2」と「Elgato HD60 X」を本音ベースで徹底比較します。
この記事を読むと、キャプチャーボードを購入して後悔する可能性がグッと減ります。今の最新ゲーム環境において、スペック表の数字だけでは見えてこない「本当に必要な機能」がどちらにあるのかが明確になるからです。
先に結論からお伝えすると、今回の比較ではあえてElgato HD60 Xの購入をおすすめします。
長年AVerMediaを使い続けてきた私が、なぜ今回はライバル機への浮気を推奨せざるを得ないという結論に至ったのか。その理由を詳しく解説します。
AVerMedia GC551G2とElgato HD60 Xを徹底比較
仕様・性能の違いを比較
| AVerMedia GC551G2 | Elgato HD60 X | |
| 録画解像度 | 4K30 SDR / 1080p60 | 4K30 SDR / 1080p60 HDR |
| パススルー解像度 | 4K60 HDR / 1440p120 / 1080p120 | 4K60 HDR / 1440p120 / 1080p120 |
| 付属ソフト | あり | あり |
| サイズ | 112.5 x 66.1 x 20.9 mm | 112 x 72 x 18 mm |
| 重量 | 85g | 91g |
| カラーバリエーション | ブラック / ホワイト | ブラック |
| 価格 | 20,980円 | 22,980円 |
| 保証期間 | 2年 | 2年6カ月 |
最初にお伝えしておきますが、どちらもキャプチャーボードとしての基本的な性能は非常に高く、どちらを選んでも快適な画面表示や配信、録画が可能です。
おすすめのキャプチャーボードをまとめた記事もありますが、本記事で紹介している2つはその中でも特に人気の製品です。
しかし、細かい点で違いがありますので、それぞれについて以降で解説します。
HDR録画に対応しているのは?
HDR(ハイダイナミックレンジ)とは、映像の明るさや色の表現範囲にかかわる技術のことで、対応していると通常より明るく豊かな色表現になります。
比較の結果、AVerMedia GC551G2はHDRパススルー機能には対応していますが、HDR録画機能はありません。一方、Elgato HD60 Xはパススルーと録画の両方のHDRに対応しています。
ゲーム配信中は品質に大きな差を感じることは少ないですが、録画時にはAVerMediaの方が若干暗くなる可能性があります。
高グラフィックな最新ゲームを、本来の鮮やかな色彩のまま動画として残したい方や、映像美を売りにしたい動画クリエイターにとっては、この録画機能の有無は非常に重要なポイントです。
販売価格を見ると両者には2,000円前後の差がありますが、このわずかな金額差で「HDR録画ができるかできないか」という表現力の差が決まるのであれば、クリエイターにとって無視できない大きな違いだと言えます。
一度購入したキャプチャーボードは数年単位で使い続けるものです。今後のゲーム市場でHDRが当たり前になっていくことを考えると、今この2,000円を惜しんで録画品質を妥協すべきではない、というのが私の本音です。
保証期間の違いを比較
AverMedia GC553G2の保証期間は以前は一律1年でしたが、現在は2年保証に延長されました。(参考: AverMedia製品保証について)
それに対してElgato HD60 Xは、2年6カ月もの保証があり、AVerMediaよりもさらに半年長く設定されています。
AverMediaが保証期間を伸ばしたことにより半年の差になりましたが、より安心して長く使いたい方にとっては大きな魅力と言えるでしょう。

実は、私が一番最初に手にした安いキャプチャーボードは、使い始めてわずか1年ほどで画面が映らなくなってしまいました。当時は保証期間も短く、結局買い直すことになり、安物買いの銭失いになった苦い経験があります。
一方で、現在使っているAVerMediaのGC550 PLUSは5年以上使い続けていますが、一度も壊れたことがありません。この経験から断言できるのは、キャプチャーボードは頻繁に買い替える機器ではないからこそ、数年単位の「耐久性」と「保証」が何よりも重要だということです。
Elgato HD60 Xの2年6カ月という保証期間は、メーカーの製品に対する自信の表れでもあります。
万が一の故障リスクを考えれば、2,000円程度の価格差で半年分の安心が上乗せされるElgato HD60 Xのコストパフォーマンスは非常に高いと感じます。
Stream Deckと連携して配信を効率化したいなら
Elgato HD60 Xは、ライブ配信者に人気のデバイス「Stream Deck」と同じElgato製のキャプチャーボードです。
そのため、Stream Deckとの相性が非常に良く、連携機能も充実しています。
たとえば、Stream DeckからHD60 Xの付属ソフト「4K Capture Utility」を操作することが可能です。
これにより、ボタンひとつで以下のアクションができます。
- スクリーンショットの撮影
- 付属ソフトで録画の開始/停止
- フラッシュバック録画(過去にさかのぼって録画)の実行
上記の機能があると、特にゲーム配信や実況をする際に役立ちます。
Stream Deckをお持ちの方は、Elgato HD60 Xを購入することを強くおすすめします。
GC551G2・HD60 Xはこんな人におすすめ
それぞれでおススメなのはこちらの方です。
| AVerMedia GC551G2 | 1円でも安く、コストを最小限に抑えたい方 録画した映像の「色彩」にはそこまでこだわらない方 今持っているキーボードやマウスなど、既存の操作環境で満足している方 |
| Elgato HD60 X | 「5年使い倒す」つもりで、長期保証と安心を手に入れたい方 PS5などの最新ゲームを、本来の鮮やかな色彩(HDR)で保存したい方 Stream Deckを導入して、配信の操作を「劇的にラクに」したい方 |
どちらも高性能なキャプチャーボードなので、快適な配信や録画ができるのは間違いありません。
価格差は2,000円程度ですが、1円でも安く導入したい方や、HDR録画・Stream Deck連携に興味がない方はAVerMedia GC551G2で十分満足できるはずです。

旧モデルを5年以上使い続けていますが、大きなトラブルもなく動いてくれているので安定感は高いです。
一方で、今後数年にわたって最新ゲーム機で配信を楽しみたいなら、結論は変わります。
Elgato HD60 Xは、将来的な拡張性(Stream Deck連携)や、2年6カ月という超長期保証があるため、一歩先の安心を求める方に最適です。
5年前の私なら安い方を選んでいたかもしれません。ですが、機材の寿命や機能不足による買い直しを経験した今、わずか2,000円の差で将来の安心が手に入るなら、私は迷わずElgato HD60 Xを選びます。
結論:2,000円の差で『数年後の後悔』をゼロにする
「AVerMedia GC551G2」と「Elgato HD60 X」について比較してきました。どちらも高性能で、基本的にはどちらを選んでも快適な配信・録画が可能です。
しかし、もしあなたが今この2機種で迷っているなら、私は「Elgato HD60 X」を強くおすすめします。
価格差はわずか2,000円程度ですが、その差で以下のメリットを受けられます。
キャプチャーボードは一度買えば数年は使い倒す機材です。1年で壊れて買い直した苦い経験や、5年以上同じメーカーを使い続けてきた私だからこそ断言できます。
後から「やっぱりHDRで残したかった」「もう少し保証があれば」と後悔するくらいなら、最初からこの小さな金額差を「未来の自分への投資」としてプラスしてみてください。
基本的な機能で十分と言う方や、少しでもコストを抑えたい方は「AVerMedia GC551G2」を選びましょう。


