- マンションのネットが遅くてイライラする!
- 賃貸に無料でついている回線だと遅くて使い物にならない・・・
- どうすればネットが早くなるのか知りたい!
マンションのネットって、日によって遅かったり普通だったり、安定しなくて困りませんか?
使いたいときにサクサクつながらないと、イライラやストレスもたまってしまいますよね。

私も以前は、賃貸に無料でついているネット回線を使ってゲーム配信や動画視聴をしていましたが、速度が遅く不安定で、満足に利用できませんでした。
光回線に乗り換えてからは、いつでも快適にネットを使えるようになり、ストレスなく配信や視聴ができています。
この記事では、マンションでネットが遅い原因と、ネットを早くする方法について解説します。
ネットが遅い原因と対処法を知ることで、快適にネットを利用できるようになります。
今より快適にネットを使いたいなら、回線やプランを見直すだけでも大きく変わるかもしれません。
すぐに試せることから、根本的な解決策まで幅広く解説しています。ぜひ最後まで見てください。
マンションのネットが遅い原因
回線を共有している
マンションでは、1本の光ファイバー回線を各部屋の住人で共有しているケースが一般的です。
そのため、利用者が多いほど1人あたりの通信帯域が狭くなり、回線が混雑して速度が低下する原因となります。
VDSL(電話回線)を使っている

VDSLとは、建物までは光ファイバーで接続されていて、各部屋までは電話線を使って通信する方式です。
現在は光回線が主流となっていますが、いまだにVDSL方式を採用しているマンションも少なくありません。
最大速度は100Mbpsと控えめで、ノイズの影響を受けやすいため、通信の安定性が低い傾向があります。
Wi-Fiで通信している
Wi-Fiを使った無線通信は便利ですが、いくつかの要因で通信速度が低下することがあります。
たとえば、他の電子機器との電波干渉や、壁・床などの障害物による電波の減衰が挙げられます。
また、Wi-Fiルーターとの距離が遠くなるほど、電波が弱くなり、通信速度も落ちやすくなります。
ルーターのパフォーマンス不足
お使いのルーターを、何カ月、あるいは何年も電源を入れたままにしていませんか?
ルーターは長期間稼働させ続けることで処理が蓄積し、徐々にパフォーマンスが低下していきます。
また、ルーター自体が古く、現在の通信データ量に対応しきれていない場合も、回線速度が遅くなる原因となります。
プロバイダ側の問題
こちらの利用環境に問題がなくても、インターネットプロバイダ側に原因があると通信が遅くなることがあります。
たとえば、周辺地域で大量のデータ通信が発生していたり、プロバイダ側の設備に不具合や混雑が生じていたりする場合です。
自分ではどうにもできないケースもあるため、原因の切り分けが難しい点でもあります。
パソコンやスマホの性能不足
お使いのパソコンやスマホは、購入してからかなり時間が経っていませんか?
古いモデルを使い続けている場合、端末自体の処理性能が不足しており、その影響でインターネットの動作が遅く感じることがあります。
とくに複数のアプリやタブを同時に開いていると、動作が重くなりやすくなります。
接続台数が多すぎると通信が圧迫される
パソコンやスマホ以外にも、いろいろな機器をネットにつないでいませんか?
例えば、以下のようなものがあります。
このように複数の端末が同時に通信していると、ネット回線が混雑しやすくなります。
回線そのものに問題がなくても、通信データ量にルーターや機器が対応しきれず、速度が低下することがあります。
マンションのネットを早くする5つの方法
ルーターを再起動する
もっとも手軽に試せる対処法が、ルーターの再起動です。
長期間電源を入れたままにしていると、ルーター内部に処理の負荷が蓄積し、パフォーマンスが落ちていることがあります。
再起動することで負荷がリセットされ、通信速度が改善する可能性があります。
再起動の方法は機種によって異なるため、取扱説明書などを確認のうえ、正しい手順で行ってください。
また、ルーターの設置環境や使用状況によっては、高負荷により本体が熱を持っていることもあります。
電源をオフにしたあとは、熱が冷めてから再度電源を入れるようにしましょう。
高速な光回線に乗り換える
今使っているのが、VDSL(電話回線を利用したネット)や、マンションの無料Wi-Fi、または共用のインターネット設備なら、個別に光回線を契約することを強くおすすめします。
また、すでに光回線を利用している方でも、回線やプロバイダによっては混雑が原因で遅くなることも。その場合は、別の光回線に乗り換えるのが効果的です。
賃貸マンションの「無料インターネット」は、ほとんどの場合、回線が共有されていて速度が遅くなりがちです。たとえ無料でも、別途光回線を契約した方が、圧倒的に快適に使えます。
マンションプランでもオンラインゲームが快適にできるような、おすすめの光回線サービスを紹介していますので、ぜひご覧ください。
光回線の大容量プランに変更する
複数の端末でインターネットを利用していると遅くなるという場合は、光回線の大容量プランへ乗り換えることをおすすめします。
すでに光回線を契約しているけど、複数の端末を使うと遅いと感じる場合は、大容量プラン(5Gbpsや10Gbps)への変更がおすすめです。
主に以下のような状況で効果があります。
今主流の「1Gbpsプラン」でも一人暮らしなら十分ですが、家族全員で使う場合や高負荷の作業をするなら、5Gbpsや10Gbpsへのアップグレードがおすすめです。
有線で接続する
Wi-Fiではなく、LANケーブルを使って有線接続することで、通信の安定性と速度を向上させることができます。
壁や床、ルーターとの距離による電波の減衰や干渉が起こらないため、より安定した通信が可能です。
とくにオンラインゲームやテレワークなど、安定した回線が求められる場面では、有線接続を検討してみましょう。
パソコンやスマホの買い替え
新しい通信規格に対応した端末に買い替えることで、回線本来の速度を活かせるようになります。
特に、5GHz帯のWi-FiやWi-Fi 6対応端末は、通信の安定性や速度が段違いです。
また、有線接続をする場合でも、端末が「ギガビット対応のLANポート」を備えていないと、本来の速度を活かせないため注意が必要です。
光回線に乗り換える際のポイント
マンションの管理者に確認する
光回線に乗り換える際は、まずマンションの管理者に以下の点を確認しましょう。
これらの情報は、光回線を契約する際に重要なポイントとなります。事前に確認しておくことで、スムーズに工事や契約を進められます。
光回線の提供エリアか確認する
光回線サービスによっては、利用できるエリアが限られている場合があります。
たとえば、「フレッツ光」を利用した光コラボレーションサービスは全国で利用可能ですが、独自回線を使っている以下のようなサービスは、一部の地域でしか利用できません。
乗り換えを検討する際は、ご自身の住んでいるエリアが対象かどうか、事前に確認しておくことが大切です。
解約金や工事費、契約期間を確認する
多くの光回線サービスでは、「2年契約」や「3年契約」といった定期契約プランが用意されています。
契約期間内に解約すると、数千円から1万円前後の解約金が発生することがあるため、更新月がいつかをしっかり確認しておくことが重要です。
また、回線工事費を24回などの分割払いにしているケースも多く、解約時に残っている工事費を一括請求される場合があります。
「工事費が実質無料」とうたっているサービスでも、分割払いが前提となっているため、注意が必要です。
まとめ
マンションでネットが遅くなる原因はさまざまですが、多くは「回線そのもの」に関係しています。
とくにマンションでは、複数の住人で1本の回線を共有している構造上、どうしても速度が不安定になりがちです。
ネットを快適に使うためには、以下のような対処法が効果的です。
なかでも光回線の導入や乗り換えは、根本的な解決につながる可能性が高い方法です。
マンションに無料で付いている回線ではなく、個別に光回線を導入することで、速度や安定性は大きく変わることがあります。
オンラインゲームや動画配信も快適にできる、高速で安定した光回線を紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。