- できるだけラグの少ない回線でゲームしたい!
- Gaming+ってゲーマー向けって聞くけど実際どうなの?
- Gaming+を契約すべきかどうか知りたい!
オンラインゲームを快適にプレイするために、最も重要なのはネット環境です。
Gaming+はゲーマー向けに設計された回線サービスですが、特徴や自分に合っているか分からないと、なかなか利用に踏み切れない方も多いのではないでしょうか。
この記事では、ゲーマー向けプロバイダ「Gaming+(ゲーミングプラス)」の評判やメリット・デメリットについて徹底解説します。
Gaming+を契約しようかお悩みの方には、判断材料にしていただけます。
結論を先にお伝えすると、gaming+はゲーム特化なだけあって高速・安定の通信品質で快適にゲームを楽しめます。
しかし、光コラボからの乗り換えが大変な点やお試し期間のタイミングに注意が必要な点など、気をつけるべきポイントがあります。詳しく解説しますので、ぜひ最後まで見てください。
Gaming+とは
Gaming+とは、オンラインゲーマー向けのプロバイダサービスです。
オンラインゲームを快適にプレイできる高速通信と高い安定性が魅力となっています。
なお、プロバイダのみのサービスのため、利用には別途光回線(フレッツ光、またはフレッツ光を利用している光コラボ回線)が必要です。
高速通信と低Ping
Gaming+は以下の仕組みによって、快適な通信が可能になっています。
Ping値について、他社回線では平均15〜20msになることが多いですが、Gaming+では利用者の多い休日夜間帯でも、VALORANTやフォートナイトなどの有名ゲームで平均13msと非常に安定しています。
ゲームサーバーとの通信経路が短い
通常のインターネット通信は、途中でいくつもの機器や経路を経由するため、その分だけわずかな遅延が積み重なります。
Gaming+はゲームサーバーとの通信経路を最適化しており、できるだけ経由を少なくする仕組みを取っています。
イメージとしては「信号の多い道路」ではなく「信号の少ないルート」を選んで走るようなもので、その分サーバーへの到着が速くなるのです。
混雑時も安定した広帯域
Gaming+は帯域の広さが大きな強みです。
一般的なプロバイダでは、利用するユーザーが増えると帯域が圧迫され、通信速度の低下につながることがあります。
一方、Gaming+は広帯域を確保しているだけでなく、ユーザーが増えた場合には帯域をさらに広げて混雑を回避できます。
そのため、夜間や休日など通信が混雑しやすい時間帯でも、快適にオンラインゲームをプレイすることが可能です。
固定IPオプションが利用できる
Gaming+では、固定IPを利用できるオプションが用意されています。この機能を使うと、マルチプレイの際に自分のPCをサーバーとして公開することが可能です。
通常のマルチプレイでは、他のプレイヤーがサーバーのIPアドレスに接続して参加しますが、一般的な回線ではIPアドレスが変動するため、接続できなくなることがあります。
固定IPを設定しておけば、IPアドレスが常に同じになるため、安定してサーバーを運用でき、マルチプレイがしやすくなります。

なお、普段のインターネット利用(Web閲覧や動画視聴など)では、固定IPによる体感的なメリットはほとんどありません。
良い評判からわかるメリット
公式サイトの情報や実際に利用したユーザーからの評判からわかる、Gaming+のメリットはこちら。
それぞれ詳しく解説していきます。
FPSやMMOなどでPingが安定して快適
Gaming+は v6プラス(IPv4 over IPv6 IPoE方式) を採用しており、IPv6の混雑しにくい通信方式に対応しています。
さらに、ゲームサーバーへの通信経路も最適化されているため、FPSやMMOなどリアルタイム通信が重要なゲームでも安定して快適にプレイできます。
FPSやMMOのようなリアルタイム通信が重要なジャンルでは、通信品質が勝敗に直結することも少なくありません。

Gaming+は他のプロバイダと比べてPing値が低く安定しているため、快適なゲーム環境を実現できます。
夜間でも少ないラグでゲームができる
Gaming+はPing値が低く安定しているため、通信の安定性が高いことが特徴です。
一般的にユーザーが多い時間帯は通信が混雑しやすく、ラグが発生しやすくなりますが、Gaming+は広帯域を確保しているため混雑の影響を受けにくくなっています。
その結果、夜間や休日などユーザーが集中する時間帯でも、ラグが少なく快適にゲームをプレイできます。
実際に利用したユーザーの測定結果でも、通信速度やPing値の安定性が高いことが確認されています。
自宅PCをサーバー化してマルチプレイできる
マインクラフトなどのゲームでマルチプレイを行う場合、サーバーを用意する方法は主に2通りあります。
自分のPCをサーバーとして開放する場合、IPアドレスが固定でないと接続が不安定になったり、毎回設定が必要になったりと手間がかかります。
固定IPオプションを利用できる光回線サービスは意外と少ないですが、Gaming+では固定IPオプションを利用できるため、自宅PCをサーバー化して快適にマルチプレイを楽しむことが可能です。
頻繁にマルチプレイをしたい方や、自分のPCをサーバーとして活用したい方に適したサービスといえます。
最大25日の無料お試し期間がある
Gaming+には、最長25日間の無料お試し期間が用意されており、この期間中に解約した場合は、キャンセル料や違約金などは一切発生しません。
実際の回線速度やPing値、ゲームでのラグの少なさなどを体感できるため、1ヶ月近くじっくり試してから本契約するかどうかを判断できます。
「ゲーマー向けの高速プロバイダを試してみたいけれど、自分の環境で本当に速くなるか不安」という方にも安心の仕組みです。
悪い評判からわかるデメリット
公式サイトの情報や実際に利用したユーザーからの評判からわかる、Gaming+のデメリットはこちら。
フレッツ光・光コラボの回線でしか契約できない
Gaming+は、フレッツ光回線およびフレッツ光回線を利用した「光コラボ」でしか契約できません。
そのため、NURO光やauひかりなどの回線を利用している方は、回線を流用してGaming+を契約することはできない点に注意が必要です。
また、光コラボ契約中のままGaming+を利用することも可能ですが、回線とプロバイダの料金を二重に支払う形になるため、あまりおすすめできません。
光コラボ契約中の方は、フレッツ光(回線のみ)とGaming+を契約する形が基本となります。
詳しくは、本記事内のこちらで解説しています。
価格は高め
Gaming+はフレッツ光クロス回線と組み合わせる場合、回線料金に加えてGaming+の利用料もかかるため、合計でやや高めの料金設定になります。
主要な光回線サービスが5,000〜6,000円台であるのに対し、Gaming+は少し高くなることが多く、実際に利用しているユーザーからも「料金が高い」という声が上がっています。
しかし、その分通信環境は快適で安定しており、オンラインゲームを快適にプレイしたい方にとっては、多少料金が高くなっても検討に値する選択肢と言えるでしょう。
対応機器をそろえる必要がある
Gaming+では、対応しているルーターが決まっているため、指定のルーターを利用する必要があります。
対応ルーターの中から選べば問題なく利用できますが、注意点として、光コラボ契約中にレンタルしていたルーターは解約の際に返却する必要がある場合があります。
その際は、新しいルーターを用意してGaming+の接続情報を設定する必要がある点に注意してください。
Gaming+がおすすめな人

Gaming+は、オンラインゲーム環境をできるだけ快適にしたいガチゲーマーの方に特におすすめです。
速度や安定性に優れ、帯域も広く、ゲームサーバーとの通信経路も最適化されているため、FPSやMMOなどリアルタイム通信が重要なゲームでも快適にプレイできます。
また、自宅PCをサーバーとして活用したい方や、固定IPオプションを利用したい方にも適したサービスです。
少しでもゲーム環境を向上させて優位にプレイしたい方にぴったりと言えるでしょう。
Gaming+の通信速度・Ping値
Gaming+の通信速度やPing値の実測値をまとめました。(参考:みんなのネット回線速度)
項目 | フレッツ光ネクスト × Gaming+ | フレッツ光クロス × Gaming+ |
最大速度 | 最大1Gbps | 最大10Gbps |
平均ダウンロード速度 | 387.02Mbps | 1077.63Mbps |
平均アップロード速度 | 344.55Mbps | 1290.42Mbps |
平均Ping値 | 15.6ms | 9.83ms |
最大速度10Gbpsのフレッツ光クロスはもちろん、最大速度1Gbpsのフレッツ光ネクストでも、オンラインゲームをプレイするのに十分な速度が出ています。
特にPing値が非常に低く、安定性が高いです。
Gaming+の料金・プラン
Gaming+の利用料金はこちら。
初期費用(税込) | 0円 |
月額(税込) | 3,278円 |
備考 | ご利用開始月無料+最大25日お試し期間あり |
固定IPオプション料金はこちらです。
初期費用(税込) | 1,100円 |
月額(税込) | 1,320円 |
先述の通りGaming+はプロバイダのみのサービスなので、フレッツ光回線の支払いとは別々となり、合算での支払いはできません。
また月途中の利用開始・解約の場合、日割りでの計算は無くシンプルな支払い形態です。
契約するときの注意点
キャンセルしても元に戻せない点に注意
お試し期間は最長25日ありますが、注意が必要です。
光コラボからGaming+へ事業者変更を行うと、元の光コラボやプロバイダ契約は自動的に終了します。
そのため、お試し期間中にサービスをキャンセルした場合でも、元の契約に戻すことはできず、再度利用する場合は新規契約として申し込み直す必要があります。
利用開始日とお試し期間に注意
Gaming+のお試し期間は最長25日ですが、必ず25日間利用できるわけではありません。
お試し期間は「利用開始日からその月の25日まで」となるため、月の後半に利用を開始すると、期間が短くなったり、場合によってはお試し期間が適用されないことがあります。
例えば、24日から利用を開始した場合は、お試し期間は24日〜25日の2日間だけとなります。さらに、26日以降に利用を開始した場合は、お試し期間が適用されないため注意が必要です。
できるだけ長くお試し期間を利用したい場合は、月の初めに利用開始日を設定するよう調整すると良いでしょう。
光コラボとの併用は料金に注意
光コラボは基本的に回線とプロバイダを一括で契約する形になっていることが多いのに対し、Gaming+はプロバイダのみのサービスです。
回線を使い回すことは技術的には可能ですが、光コラボのプロバイダ料金も支払い続けることになるため、コストがかかってしまいます。
現実的には、フレッツ光(回線のみ)に乗り換えてGaming+を契約するのが最もシンプルで基本的な形です。
ただし、フレッツ光とGaming+で契約が別々になるため、その手間は発生する点に注意してください。
契約の流れ
Gaming+を契約する際の手続きの流れについて、新規契約の場合と光コラボからの乗り換えの場合に分けて解説していきます。
新規契約の場合
新規でGaming+を利用する場合の手順は以下の通りです。
新規契約の場合は、フレッツ光を契約する方が手続きや費用面でシンプルです。
Gaming+はプロバイダサービスのため、申し込み後は最短で即日利用可能となります。
ただし、光回線の引き込みには工事が必要な場合があり、申し込みから利用開始まで数週間〜1か月程度かかることもあります。
そのため、まずは光回線を引き込んでからGaming+の手続きを行う形で問題ありません。
光コラボから乗り換える場合
以下の流れで契約していきましょう。
すでにインターネット接続ができているルーターを使っている場合は、Gaming+側で遠隔設定してくれるため特別な作業は不要です。
ただし、光コラボからレンタルしているルーターの場合は返却が必要になることがあり、その際は新しく用意したルーターに接続情報を手動で入力する必要があります。
また、光コラボからGaming+へ事業者変更を行うと、光コラボ契約は自動的に終了します。
お試し期間中にキャンセルしても元の光コラボをそのまま使うことはできず、元の光コラボを再度利用したい場合は、フレッツ光から改めて元の光コラボへ事業者変更の手続きを行う必要があります。
まとめ
ゲーム特化のプロバイダ「Gaming+」について解説しました。
速度や安定性がトップクラスで、ラグの少ない快適な環境でオンラインゲームをプレイしたい方におすすめです。
少しでも快適なゲーム環境を求めるなら、ぜひ一度申し込んで試してみてください。