- FPSゲームをやっててラグが多い・・・
- ラグが無ければ勝てたのに、という場面がたくさんある・・・
- なんでラグが頻発するの?直し方を知りたい!
FPSは、一瞬の判断や操作がそのまま勝敗に直結するゲームです。
そんな大事な場面でラグが起きてしまったら、本来勝てたはずの勝負も勝てなくなり、悔しい思いをしてしまいます。
この記事では、FPSゲームのプレイ中にラグが発生する原因や、ラグを解消するための対処法について徹底解説します。
この記事を参考に対処していくことで、ラグを減らし、快適にゲームをプレイできるようになります。
その結果、これまで勝てなかった場面でも、勝てるチャンスが増えてくるはずです。

すぐに試せる対処法から、根本的にラグを解決できる方法まで幅広く紹介しています。ぜひ最後まで見てください。
オンラインゲームにおけるラグとは
ラグとは、オンラインゲームなどでプレイヤーの操作と画面の反応にズレや遅れが生じる現象を指します。
通信や処理がリアルタイムで行われないことで、映像や音声が途切れたり、キャラクターの動きがカクついたりするといった症状が現れます。
特にFPSのようにスピード感のあり、リアルタイムでの操作や駆け引きが重要なゲームでは、ラグの影響がプレイに大きく関わってきます。
この記事では、このラグがなぜ起きるのか、どんな環境で起こりやすいのかを詳しく解説していきます。
FPSに必要な通信速度と安定性
下り速度 | 30Mbps以上 |
上り速度 | 30Mbps以上 |
Ping値 | 40ms以下 |
Jitter値 | 1~5ms |
FPSではリアルタイムで戦闘が進むため、一瞬の操作が勝敗を分けることも少なくありません。
そのため、通信環境の安定性は非常に重要な要素となります。
中でも特に重要なのがPing値です。これは通信の応答速度を表しており、数値が低いほど快適にプレイできます。
さらに、Jitter値(Pingの揺れ幅)も5ms以下が目安で、可能であれば1ms以下が理想的です。
ラグでFPSにどんな影響があるか
ラグが原因で勝負に勝てなくなる
FPSでは、リアルタイムでの戦闘が行われるため、安定した通信環境でプレイできることがとても重要です。
一瞬の判断や操作の差がそのまま勝敗につながることもあり、本来なら勝てていた場面で、ラグのせいで動けずやられてしまう――そんな悔しい経験をしたことがある方も多いのではないでしょうか。
重要な局面でラグが起きてしまうのは致命的であり、実力を発揮できないまま負けてしまう原因になってしまいます。
味方に迷惑をかける
Apex LegendsやVALORANTなど、最近のFPSゲームでは、インターネット上の他プレイヤーとチームを組んで戦うことが一般的です。
そのため、自分ひとりがラグによってまともに戦えない状態だと、他のメンバーに大きな負担をかけてしまいます。
FPSでは人数差が勝敗を大きく左右することも多く、連携が求められる場面でラグによって動けなくなってしまうと、一気に戦況が不利になってしまう可能性があります。
結果として、自分だけでなく味方も勝てなくなってしまうため、安定した通信環境は非常に重要です。
普段の生活でも困る
ラグが発生しやすい通信環境では、ゲーム中だけでなく、日常のネット利用でもさまざまな不便が生じます。
たとえば以下のようなケースです。
こうした小さなラグや遅延が積み重なることで、普段のネット利用でもストレスを感じる原因になることも。
ゲームをしない時間でも影響が出るため、安定した通信環境を整えることは、生活の快適さにも直結すると言えるでしょう。
FPSでラグが起こる原因
ネット回線・プロバイダが遅い
ラグの原因として、最も多いのが回線そのものの問題です。
自分の機器や設定に問題がなくても、インターネットプロバイダ側の混雑やトラブルによって通信が遅くなることがあります。
特にプロバイダが原因の場合、ユーザー側では直接的な対処が難しいというのが厄介な点です。
また、お住まいの地域で一斉に大量の通信が行われていると、回線が混み合って速度が低下するケースもあります。
さらに、契約しているインターネット回線自体の通信速度が遅い場合も、ラグが発生しやすくなります。
無線接続している
FPSでラグが発生する原因として、無線接続も見逃せません。Wi-Fiなどの無線通信は、状況によって通信が不安定になりやすい傾向があります。
たとえば以下のような要因が挙げられます。
上記のような環境では通信が途切れたり遅延が発生したりしやすくなります。
安定性を重視するなら、可能であれば有線接続への切り替えを検討するのがおすすめです。
ゲームサーバーとの通信問題
ゲームサーバーとの通信に問題が生じることも、ラグの原因の一つです。
以下のようなケースが考えられます。
サーバーの負荷や障害が原因の場合は、ユーザー側でできる対処はほとんどありません。
また、ゲームサーバーとの距離が遠いと、通信遅延が大きくなりやすいです。
例えば、以下の画像はApex Legendsのサーバー接続状況です。

東京サーバーはPing値が30ms程度ですが、シンガポールやオレゴン(アメリカ)といった遠く離れた場所のサーバーはPing値がとても大きいため、プレイしているとラグが激しいです。
サーバーがアメリカやヨーロッパにある場合、日本からの通信は特に遅くなります。
遠いサーバーを利用していないか、一度確認してみることをおすすめします。
ルーターのパフォーマンス不足
お使いのルーターを何カ月、あるいは何年も電源を入れたままにしていませんか?
長時間連続で稼働し続けると、内部に負荷が蓄積しパフォーマンスが低下してしまいます。
また、古い機種を使っている場合は処理能力が不足し、通信の遅延やラグの原因になることがあります。
パソコンのパフォーマンス不足
パソコンも長時間連続で稼働し続けていると、処理能力が低下しやすくなります。
また、ゲームや配信に対してスペックが不足している場合も、動作が重くなりラグの原因となることがあります。
LANケーブルが古い
LANケーブルの品質が低いと通信が安定しにくく、ラグの原因になることがあります。
たとえば、通信規格が古いLANケーブルは最大で100Mbpsまでしか対応しておらず、最近の光回線やルーターが対応しているギガビット(1000Mbps)通信に対応していません。
また、新しいケーブルでも長年使用すると劣化することがあり、以下のような状態が通信に悪影響を与えます。
FPSのラグを解消する方法
機器の再起動
ラグを解消するために一番簡単に試せる方法が、機器の再起動です。
長時間起動したままの機器は、負荷が蓄積して通信や動作が不安定になることがあります。
以下の機器を定期的に再起動してみましょう。
これだけでも通信環境が改善するケースが多いため、まずは試してみてください。
距離が近いゲームサーバーを選択する
住んでいる場所とゲームサーバーの設置場所が離れていると、通信が遅くなりやすくなります。
そのため、ゲームサーバーを選択できる場合は、日本やアジアなど、自分に近い地域のサーバーを選ぶことが重要です。
距離が近いサーバーを使うことで、遅延を減らし快適なプレイ環境を実現しやすくなります。
高速な光回線に乗り換える
現在お使いの回線が、VDSL(電話回線を利用したネット)やマンションの無料Wi-Fi、または共用のインターネット設備であれば、個別に光回線を契約することを強くおすすめします。
すでに光回線を契約している場合でも、プロバイダ側の問題が原因となることがあるため、乗り換えを検討するのがおすすめです。
当サイトでは、FPSも快適にプレイでき、ゲーム配信にも適した高品質な光回線を紹介していますので、ぜひご覧ください。
有線で接続する
Wi-Fiで接続している方は、一度LANケーブルを使った有線接続に切り替えてみましょう。
無線通信と違い、有線であれば電波干渉の影響を受けにくく、安定した通信が期待できます。
LANケーブルを購入する際は、基本的に市販されているものであれば1Gbpsの通信に対応しています。
以下のようなカテゴリを選べば十分です。
ルーターやLANケーブルの買い替え
ラグの改善を目指すなら、ルーターやLANケーブルを最新のものに買い替えるのも有効です。
古い機器を使っていると、通信速度や安定性に影響が出ることがあります。
光回線サービスの中には、最新のルーターを無料または有料でレンタルしてくれるものもあるので、こうしたサービスを活用するのも一つの方法です。
すでに光回線を契約していてレンタルルーターを使用している場合でも、古い機種を使っていることがあります。

古い機種を使っている場合、サポートに問い合わせれば新しい機種に交換してもらえるケースもあるため、確認してみるとよいでしょう。
ゲーミングPCの買い替え
パソコンを購入してから年数が経っている場合は、買い替えも視野に入れてみましょう。
FPSを含む多くのゲームでは、一定以上のスペックが求められます。
ゲームによって、以下の2種類のスペック基準が提示されていることが一般的です。
例えば、「Apex Legends」の要求スペックは以下のようになっています。
必要スペック | 推奨スペック | |
OS | 64ビット版Windows 10 | 64ビット版Windows 10 |
CPU | Intel Core i3-6300 3.8 GHz AMD FX-4350 4.2 GHz Quad-Core | Intel i5 3570Kおよび同等のプロセッサ |
メモリ | 6 GB | 8 GB |
GPU | NVIDIA GTX 950 AMD Radeon HD 7790 (Feature Level 12_0必須) | Nvidia GeForce GTX 970 AMD Radeon R9 290 |
GPU RAM | 2 GB | 8 GB |
ストレージ | 75 GB以上の空き容量 | 75 GB以上の空き容量 |
新しくゲーミングPCを購入する際は、推奨スペックを満たしているかを確認することが大切です。
必要スペックでも動作自体は可能ですが、画質や操作性が最低レベルになってしまうことがあります。
FPSでもラグが起きにくい!おすすめの光回線3選
NURO光

NURO光は、FPSでもラグが起きにくい高速・高品質な光回線のひとつです。
他社が多く採用している「フレッツ光」の設備を使わず、独自回線を提供しているのが特徴です。
そのため、周囲のフレッツ光や光コラボ回線の利用状況に影響されにくく、混雑による速度低下が起こりにくいというメリットがあります。
通信が安定しやすいため、FPSのようなリアルタイム性が求められるゲームにも非常に適しています。
hi-ho ひかり with games

hi-ho ひかり with games は、ゲームに特化した珍しい光コラボ回線です。
光コラボ回線でありながら、専用帯域が用意されているのが特長で、混雑が起きにくく安定した通信が期待できます。
FPSなどのゲームでもラグを感じにくく、快適にプレイしやすいのでおすすめです。
GMOとくとくBB光

GMOとくとくBB光は、通信品質とコストのバランスに優れた光回線です。
運営元のGMOとくとくBBは、ドコモ光など他の光コラボでもプロバイダとして採用されており、通信の快適さに定評があります。
特に、オンラインゲームをプレイするユーザーからの評価が高いのが特長です。
月額料金も安く、ラグの少ない通信環境を、負担を抑えて手に入れたい方におすすめです。
まとめ
FPSでラグが発生する時に効果的な対処法はこちら。
色々な対処法を試しても改善しない場合は、高速な光回線への乗り換えを検討してみましょう。
オンラインゲームやゲーム配信も快適に楽しめる、おすすめの光回線を厳選して紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。