- ゲーム配信したいんだけど、うまく話せる自信がない・・・
- 緊張して無言になっちゃうんだけど直したい・・・
- ゲーム配信でトーク力を鍛える方法を知りたい!
ゲーム配信を始めた初心者が「全然喋れない・・・」と最初の一歩で挫折するケースは多いです。
私はTwitchでゲーム配信を何年もやっており、ありがたいことに配信するとファンの方が見に来てくれます。
しかし最初は配信中のトークが上手くできず、せっかく来てくれた新規の視聴者が離脱してばかりでした。
そこでこの記事では、ゲーム配信でうまく喋れない原因と、配信でトーク力を鍛えるコツについて徹底解説します。
この記事にそって取り組んでいけば、配信初心者でも少しずつですが配信でトークできるようになります。
配信で楽しく喋れるようになりたい方は、ぜひ最後まで見てください。
ゲーム配信で喋れない原因
配信中に緊張してしまう
初心者の方によくあるのが、配信を始めたばかりの頃に緊張してうまく話せなくなるケースです。
話している相手はネット上にいる見ず知らずの人であり、何気ない一言で相手を不快にさせてしまうかもしれない、という不安を抱きやすいものです。
「もし変なことを言ってしまったらどうしよう」と考えてしまい、余計に言葉が出なくなることもあります。
視聴者が少なく孤独感を感じる
初心者のうちは、同時視聴者数が非常に少なく、話しにくさを感じることがあります。
人がほとんどいない、あるいはゼロという状況では、「誰に向かって話せばいいのか」と抵抗を覚える方も少なくありません。
実際、視聴者がいないとどれだけ話しかけても反応が返ってこないため、会話を続けるのが難しくなってしまいます。
もちろん視聴者がいなければ不満に思われることもありませんが、そのままでは自分からトークを広げる習慣が身につきません。
コメントが来たときにスムーズに会話を展開できるようにするためにも、視聴者が少ない時期から最低限のトーク力を磨いておくことが大切です。
ゲームに集中して話せなくなる
ゲームをプレイしながら話すというのは、実はとても難しいことです。
ゲームでは常に次の行動を考えなければならず、同時にコメントを確認したり、話す内容を整理したりする必要があります。
つまり、プレイと会話を両立させるにはマルチタスクが求められるのです。

初心者のうちはどうしてもプレイに意識が偏ってしまい、話すことに頭のリソースを割けず、無言になってしまうケースもよく見られます。
何を話せばいいか分からない
ゲーム配信をしていると、「何を話したらいいのだろう」と話題不足に悩むことが少なくありません。
ラジオ番組のように一つのテーマだけで何分も話し続けられることはあまりなく、結果として話すことがなくなり、無言になってしまうケースも多くあります。
要は、あらかじめ話すことを決めていないために、配信中に急に話題を思いつけず困ってしまうのです。
コミュニケーションスキルの不足
配信でうまく喋れない方の中には、視聴者とのコミュニケーションが十分に取れていないケースもあります。
ここでいうコミュニケーションとは、主にコメントへの対応です。
例えばコメントを見落としてしまったり、適当な返し方をしてしまったりすると、視聴者は「読んでもらえない」「返答が雑だ」と感じてすぐに離脱してしまいます。
配信を楽しく続けていくためにも、コメントにきちんと反応し、会話を広げていく意識が大切です。
ゲーム配信で意識したいトークのコツ
明るくハキハキと喋る
配信では、テンションが高い・低いにかかわらず、声が聞き取りづらいと意味がありません。
特にゲーム配信ではゲーム音も同時に流れるため、滑舌が悪いと何を言っているのか分かりにくくなってしまいます。
また、普段のテンションで話していると声が低く聞こえやすく、元気がなく退屈そうな印象を与えてしまう可能性もあります。
もともと声が低い方でも、少し意識して声を明るく高めに出すだけで印象は大きく変わりますので、ぜひ心がけてみてください。
感情をしっかり伝える
無理に面白いことを言おうとするよりも、自分の感情を素直に伝えることのほうが大切です。
例えば良い成績を出せたときには「嬉しい」「良かった」、負けてしまったときには「悔しい」といった気持ちをしっかり表現しましょう。
視聴者はゲームそのものを楽しむと同時に、「ゲームをしている配信者の反応や人柄」を見に来ています。
感情を言葉にすることで、より共感や親近感を持ってもらいやすくなります。
無理に面白いことを言わない
「トーク」と聞くと、つい面白い話をしなければならないと思ってしまう方もいるでしょう。
しかし、必ずしも笑わせる必要はありません。
無理に面白いことを言おうとすると、多くの場合は空回りしてしまい、かえって配信の流れがぎこちなくなってしまいます。
さらにゲームにも集中できず、グダグダな雰囲気になってしまっては本末転倒です。

大切なのは自然体で、自分の感じたことや思ったことを素直に伝えることです。
内輪ネタを入れない
配信で過度に身内ノリを出してしまうと、他の視聴者には好まれません。
配信を見ているのは、必ずしもあなたの知り合いだけではなく、初めて来てくれる新規の視聴者も多くいます。
そうした人からすると内輪ネタは理解できず、疎外感を覚えてしまうため、結果的に「居心地が悪い」と感じて離れてしまうことがあります。
配信では、誰が見ても楽しめる内容を意識することが大切です。
配信のトーク力を鍛える方法
話すことを台本にしておく
「台本」と聞くと少し大げさに感じるかもしれませんが、要は話す内容をあらかじめ決めておくということです。
たとえば「新作ゲームやった?」「○○についてどう思う?」、「今日あった出来事」などをメモにまとめておくと、配信中に「何を話そう」と迷うことが減ります。

ただし、台本ばかり優先して視聴者のコメントや話題提供を遮ってしまうのは避けましょう。あくまで配信の補助として活用し、自然な会話を大切にすることがポイントです。
ゲームを楽しむことを優先する
「何を話そうか」「視聴者が少なくて話しにくい」など、あれこれ考えすぎてしまう場合は、思い切って純粋にゲームを楽しむことを優先してみましょう。
意外と、ゲームを楽しんでいる姿を見せるだけでも、視聴者に楽しんでもらえることは多くあります。
慣れないトークを無理に頑張るよりも、自然にゲームを楽しむ姿を見せる方がずっと好印象です。
また、ゲームを楽しむという意味では、プレイするタイトルも自分の好きなものを選ぶのがおすすめです。
「自分は飽きているけれど、メジャーだからこのゲームをする」という選択は、楽しめていない雰囲気が視聴者に伝わってしまいます。

私の場合はパズルゲームが好きなので、たまにそうしたゲームをプレイしながら雑談配信をしています。
配信を続けてトークに慣れる
トークが上手くできない原因のひとつに、単純に配信で話し慣れていないことがあります。
ネット越しの視聴者に向かって話し続けることは、最初のうちは誰でも緊張し、なかなか思うように喋れません。
克服するためには、配信を続けて少しずつ話す経験を積むしかありません。
視聴者に自分の考えや気持ちを伝えるのも、回数を重ねることで少しずつ慣れていくものです。
トークしやすいゲームジャンルを選ぶ
ゲームに集中するあまり無言になってしまう場合は、操作を一時的に止めても問題ないゲームを選ぶのも一つの方法です。
FPSやアクションゲームのようにリアルタイムで操作が求められるタイトルは、手を止められないためトークには不向きです。
ターン制RPGや一人用でいつでも中断できるゲーム、自分のペースで進められるマインクラフトなどは、配信中に会話をしやすくおすすめです。
マイクを新調する
配信でトークをしっかり伝えるには、使用するマイクの品質も非常に重要です。
マイクの音の拾いやすさや音質が悪いと、どんなに頑張って喋っても視聴者に聞き取りにくく、かえってストレスになってしまう場合もあります。
例えばマイクを新調して音が拾いやすくなれば、小声で喋ってしまう配信者でも視聴者に届きやすくなります。
ゲーム配信におすすめのマイクについては、詳しくこちらで紹介していますので、ぜひご覧ください。
まとめ
この記事では、ゲーム配信でうまく喋れない原因と対処法について解説しました。
本記事で紹介したポイントを参考に、トーク力を少しずつ上げていきましょう。
トークに対する取り組み方だけでなく、声をはっきり伝えることも重要だと紹介しましたが、そんな時に困りがちなのがマイクに入るノイズです。
ノイズの種類や対処法について詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。