- Webカメラを買おうと思ってるんだけど、何が良いんだろう?
- c920nってAmazonでめっちゃ売れてるけどそんなに良いの?
- 実際に使った感想が知りたい!
Webカメラは配信やテレワークなどさまざまな用途がありますが、画質が悪いと映りが悪くなり、相手に与える印象が悪くなってしまいます。
c920nは定番のWebカメラとして人気がありますが、自分の用途に合っているか分からないまま購入すると、後悔してしまうことも。

私自身、Logicoolのc920nを実際に購入して使っています。普段はゲーム配信でよく使っていて、テレワークの会議などにもたまに活用しています。
使ってみて感じたのは、「定番と呼ばれるだけのコスパの良さはたしかにある」ということ。ただし、人によっては合わないと感じる場面もあるかもしれません。
この記事ではロジクールのWebカメラ「c920n」を実際に買って使った目線から、感想やメリット・デメリットを徹底解説していきます。
今c920nを買おうか迷っている人の参考になれば幸いです。

c920nの外観・仕様

型番 | c920n |
サイズ | 7.1 x 9.4 x 4.3 cm |
重さ | 0.16 キログラム |
接続ケーブル | USB-A(ケーブル長1.5m) |
解像度 | 1080p |
フレームレート | 30fps |
保証 | 2年間メーカー保証 |
付属品はなく、本体のみ入っています。
動作確認済みデバイスはWindows、macOSだけでなくChrome OSにも対応しているので、基本的にどのデバイスでも使用できます。
底面には三脚やスタンドに固定するためのネジ穴が付いています。基本的な三脚やスタンドに取り付けることができますよ。

c920nを使ってみた感想
実際に使ってみて感じたことがこちら。
映像の質が良い
私はゲーム配信で手元を映していますが、c920nは手元がはっきり見えるほど映像がクリアです。
配信画面ではカメラ映像を画面の一部に小さめに表示していますが、ザラついたり見づらくなったりすることはありません。手を振ってもカクつかずスムーズに映るので、動きのある場面でも快適に使えています。
また、専用ソフト「Logicool Capture」も非常に便利です。

録画機能や画質の調整ができるものの、初期設定のままでも十分きれいに映るので、私はあまり細かいカスタマイズはしていません。
ただし、ゲーム配信で手元を映すときはズーム機能をよく活用しています。
カメラの映す範囲を上下左右に調整できたり、キーボードやマウスがしっかり映るようにズームできたりするのがとても助かっています。
マイクとしても使える
c920nにはマイクが内蔵されており、通話やオンライン会議などには十分対応できます。
以前、テレワーク中に使っていたマイクが急に調子が悪くなったことがあったのですが、そのときにc920nのマイクを代用として使えてとても助かりました。
実際に使ってみても、「声が聞き取りにくい」と言われたことは一度もありません。普段は外部マイクを使っている方でも、いざというときの予備としても頼れる存在です。
モニター上に取り付けやすく安定する

c920nはモニターの上に引っ掛けて設置するタイプで、下側には滑り止めがついているため、安定感があります。

実際にモニターを動かしても、カメラがズレたり落ちたりすることはありません。
私は顔出しせずに手元だけを映す配信をしていますが、誤ってカメラが動いて顔が映ってしまったらどうしよう…という不安がないのはとても助かっています。
また、モニターの上にカメラを設置して角度を調整することで、手元をしっかりと映すことができます。モニターの形状に多少の違いがあっても、カメラの角度を柔軟に調整できるので扱いやすいです。
レンズのカバーがない点は注意
私はゲーム配信でカメラの映像を常に映しているのですが、ちょっと席を外すときなどに、カメラが勝手に動いたりズレたりして、映したくないものが映ってしまわないか心配になることがあります。
カメラをそのたびに無効化するのも手間なので、簡単にレンズを隠せるカバーがあれば便利だなと感じる場面もあります。
カメラの中にはスライド式でレンズを隠せるタイプもありますが、残念ながらc920nにはその機能がありません。
とはいえ、外付けのレンズカバーも市販されているようなので、必要に応じて買ってみるのもアリかなと思っています。

c920nのデメリット
それぞれ詳しく解説していきます。
価格重視なら他の選択肢もある
c920nの価格は8,000円台と、安価なWebカメラと比べると倍近い価格帯です。
もちろんそのぶん画質や使い勝手は優れていますが、3,000〜4,000円台でもWebカメラは手に入るため、「とにかく価格を抑えたい」という方にはややハードルが高いかもしれません。
c920nは高画質かつコスパの良さが評価されている定番モデルではありますが、価格重視で最低限の機能があればOKという方には、他の選択肢も十分検討の価値があります。
プライバシーシャッターがない
プライバシーシャッターとは、レンズの前にスライド式のカバーをかけて、物理的に映像を遮断できる機能のことです。
カメラ自体の電源は入っていても、映像を映さないようにする物理的な安心感があるため、配信中に席を外すときや、うっかり映したくない場面を防ぎたいときに便利です。
しかし、c920nにはこのプライバシーシャッターが搭載されていません。日常的に使う中でそこまで大きな問題にはなりませんが、ちょっとした安心材料としては欲しかったところです。
また、稀なケースではありますが、ウイルスやマルウェアによってカメラに不正アクセスされる可能性もゼロではありません。
そうしたセキュリティの観点からも、物理シャッターがあればより安心できたかもしれません。

c920nのメリット
それぞれ詳しく解説します。
初心者でも「画質が良い」と実感できる画質
c920nは解像度やFPSなど、Webカメラとして標準以上のスペックを備えており、画質の良さをしっかり感じられます。
私自身、特に設定をいじっていない状態でも、自然で明るく、非常に見栄えの良い映像が撮れました。
初心者の方にとって、画質や解像度、映像設定といった言葉はハードルが高く感じられるかもしれませんが、c920nなら細かい設定をしなくても、そのままで「ちゃんとキレイに映る」安心感があります。

「とりあえず高画質なWebカメラが欲しい」という方にとって、満足度の高い一台です。
設置がしやすく、使い勝手が良い
c920nは、ノートPCでもデスクトップPCでも、画面の上に「引っかけるだけ」で簡単に設置できます。
滑り止めがしっかり効いていて、ズレ落ちたりする心配がありません。
配信環境に合わせて、モニター上・三脚・スタンドなど柔軟に設置できるのは大きな利点です。
さらに、取り付けたあとでも角度調整ができるため、自分の映したい位置に合わせやすく、調整がとてもラクです。初めてWebカメラを使う方でも、設置に悩むことが少ない設計になっています。
USB接続で簡単セットアップ
c920nはドライバーのインストールが不要で、PCにUSB接続するだけでそのまま使えます。
面倒な初期設定もなく、接続直後から高画質で映像を撮影できるのが大きな魅力です。
設定やインストール作業に不安がある初心者の方でも、迷うことなく使い始められるので、手軽さを重視する人にもおすすめです。
価格帯と性能のバランスが良い
Webカメラの中には、画質や機能が優れている分、1万円を超える製品も少なくありません。
その点、c920nは1万円以下で購入できるにもかかわらず、高画質で安定した性能を備えています。
価格を抑えつつ、必要なスペックをしっかり満たしているため、コストパフォーマンスに優れた「ちょうど良い」モデルだと感じました。
c920nがおすすめな人
c920nは高性能かつ使いやすい定番のWebカメラで、幅広い用途に対応できるため、Webカメラを探しているほとんどの方に満足いただける製品です。
特に以下のような方には、さらにぴったりとマッチします。
初めてWebカメラを買う方
「とりあえず買って後悔したくない」という方には、c920nのような定番モデルがおすすめです。
c920nは何年にもわたってAmazonでベストセラーになっており、今でも過去1カ月で2,000台以上売れていると言われる人気商品です。
解像度は1080pで30fps、マイクも内蔵されているため、配信・通話・テレワークなど幅広い用途に対応できます。
トラブルも少なく扱いやすいので、初めての1台として安心して選べるWebカメラです。
テレワークをする方
テレワークでWeb会議を行う方には、c920nがぴったりです。私自身もテレワークで活用していますが、映像も音声も安定していてとても便利です。
特にデスクトップPCの場合、カメラやマイクが内蔵されていないことも多いですが、c920nなら1台で両方に対応できるため便利です。

私が以前デスクトップPCを使っていたときも、このカメラを愛用していました。
専用ソフト「Logicool Capture」を使えば、オートフォーカスなどの細かな設定もできるので、顔を映すWeb会議でも安心して使えます。
配信用のWebカメラをお求めの方
c920nは、顔出し配信はもちろん、VTuber活動にも使えるWebカメラです。映像をなめらかに捉えることができるため、フェイストラッキングとの相性も良好です。
顔を映す配信であれば、iPhoneなどのスマートフォンをカメラ代わりにすることも可能ですが、長時間の使用で発熱しやすく、細かい設定ができないという難点もあります。
その点、c920nは動作が軽く、PCへの負荷も少なめ。
配信ではゲームや配信ソフトなど複数のツールを同時に使うことが多いため、こうした軽さは大きなメリットです。

安定した動作と高画質を両立できるため、VTuberとして活動する方にとっては特におすすめです。
まとめ:c920nは迷ったら買って間違いなしのWebカメラ
c920nはWebカメラをお探しのほとんどの方に満足いただける製品です。特に以下にマッチする方には特におすすめです。
気になった方はぜひ買ってみてください。