【Twitch収益化のやり方】公式プログラムや収益化方法6選を解説

Twitchのゲーム配信を副業に仕様とした人が「収益がまったく発生しない」とすぐに挫折してしまうケースは非常に多いです。

私もTwitchでゲーム配信を収益化していますが、最初はTwitchアフィリエイトの仕組みすらよく分かっていませんでした。さらに、他にもさまざまな収益化方法があると知り、「もっと早く知っておけばよかった…」と少し後悔した経験があります。

そこでこの記事では、Twitchで提供されている収益化プログラムの解説や、公式以外で収益を出せる仕組みについて解説します。

この記事を読めば、Twitchの投げ銭やサブスクといった公式の収益機能だけでなく、グッズ販売やコーチングなどの多彩な方法で収益を得るコツが分かります。

本記事では、今すぐ無料で始められる収益化の方法も紹介しているので、「まずは試してみよう」という気軽な気持ちでぜひ最後までご覧ください！

Twitch収益化プログラムはアフィリエイトとパートナーの2種類

Twitchパートナーはアフィリエイトの上位互換で、達成条件は難しいですが色々な面でTwitchアフィリエイトより優遇されています。

• Twitchアフィリエイト：達成条件が簡単で、人数はとても多い
• Twitchパートナー：達成条件がとても難しく、人数が少ない

Twitchアフィリエイトとパートナーの違い

Twitchアフィリエイトとパートナーで違う部分を抜粋して紹介します。

	Twitchアフィリエイト	Twitchパートナー
収益について
ビッツ	利用可能（Twitchのデフォルトスタンプを使用）	利用可能（カスタムスタンプを使用可能）
サブスクリプション	利用可能（最大５個のサブスクスタンプを使用）	利用可能（最大60個のサブスクスタンプを使用）
収益支払いの手数料	ユーザー負担	Twitch負担
配信の品質について
トランスコーディング（※1）	Twitchの非混雑時は利用可能	常に利用可能
アーカイブの保存期間	14日	60日
配信の遅延設定	遅延機能なし	最大15分の遅延配信
その他の機能
スタンプのプレフィックス名変更	１回のみ	60日ごとに変更可能
カスタマーサービス	通常サポート	優先パートナーサポート
認証済みチャンネルバッジ	なし	あり
Twitchパートナー向けDiscordサーバー	利用不可	利用可能

(※1)トランスコーディングとは、視聴者側で画質を自由に選べる機能です。回線が不安定な視聴者でも、画質を落とすことで快適に配信を見れるといったメリットがあります。

アフィリエイトもパートナーも、収益化していない一般ユーザーに比べて多くの機能を利用できます。

パートナーは特に優遇されており、特に収益の支払手数料がTwitch負担になる点や、カスタマーサポートがワンランク上の対応をしてくれる点は大きなメリットです。

Twitchアフィリエイトの条件

Twitchアフィリエイトになるには、以下の条件を30日間で達成する必要があります。

達成状況の確認方法はこちら。

• Twitchクリエイターダッシュボードにアクセスする。
• 「アナリティクス」の「アチーブメント」をクリックする。
• 「アフィリエイトへの道」を確認する。

Twitchパートナーの条件

Twitchパートナーになるには、以下の条件を30日間で達成する必要があります。

達成状況の確認方法はこちら。

• Twitchクリエイターダッシュボードにアクセスする。
• 「アナリティクス」の「アチーブメント」をクリックする。
• 「パートナーへの道」を確認する。

Twitch公式の収益化方法

Twitch上で利用できる公式の収益システムは３種類あります。

それぞれ解説していきます。

ビッツ（cheer）

ビッツとは、Twitch内でのみ使える通貨のようなもので、視聴者が配信者を応援するために使用します。

cheer（チアー）とは、ビッツを使って配信者に送るアクションのことで、いわゆる「投げ銭」です。たとえば視聴者がチャットで「cheer 100」と入力すると、100ビッツを配信者に送ることができます。

配信者への収益は、1ビッツあたり1セント（0.01ドル）です。だいたい1ビッツ＝1円程度で考えておくと良いでしょう。

広告収入

Twitchアフィリエイトまたはパートナーになると、配信中にCMを流すことで収益を得られます。

得られる収益額は、配信中に表示されるCMの数や、視聴者の数によって変わります。

後述するTwitchサブスクリプションに登録したユーザーにCMを見せないようにする設定もできます。

CMを不快に感じるユーザーも多いため、「サブスクすればCMが流れなくなる」と案内してサブスクしてもらうよう誘導することもできます。

サブスクリプション

サブスクリプション（サブスク）とは、視聴者が有料で好きな配信者を支援できるTwitchの機能です。

Twitchのサブスクには、以下3つのプランがあります。

• ティア1：月額4.99ドル
• ティア2：月額9.99ドル
• ティア3：月額24.99ドル

ティアを大きくすると、さらに特典が増えるといった使い方ができますよ。

主な特典としては、「サブスク限定スタンプが使える」や「CMが流れなくなる」という物が多いです。

Twitch公式以外の収益化方法6選

ここからは、Twitch公式の機能ではありませんが、収益を得られるシステムを紹介します。

オリジナルグッズ販売

自分のチャンネルに関するものをオリジナルグッズとして販売することができます。

オリジナルグッズを販売する際は、ネットショップを簡単に作れるサイトを活用するのがおススメです。

「BASE」はネットショップの開設費用も月額料金もゼロなのでおすすめです。

コーチング

ゲームのプレイに自信のある方は、他ユーザーのプレイを見て指導してあげる「コーチング」を検討してみましょう。

初心者の方の成長を支援して収益を得るだけでなく、相手が配信者ならコラボ配信など行って、コミュニティの拡大にもつなげられます。

ココナラではゲームのコーチングサービスを出品している方が非常に多く、無料でアカウント作成や出品ができるためおススメですよ。

1. ココナラのココナラにアクセスする。
2. ログインまたはアカウントの新規登録を行う。
3. 「出品する」ボタンをクリックする。

出品は「1回1,500円」といった回数制や、「1,000円/90分」という時間制など柔軟な金額設定ができます。

アフィリエイト

アフィリエイトとは、特定の商品を宣伝し、誰かがその商品を購入すると収益を得られるというシステムです。

紛らわしいですが、ここで紹介している「アフィリエイト」と「Twitchアフィリエイト」は違います。

Amazonや楽天などのネット通販サイトでは、アフィリエイト機能を提供しており、特定のリンクを通じて商品が購入されると報酬が入ってきます。

Twitchだと以下のやり方でアフィリエイトリンクを紹介することが多いです。

Twitchの概要欄の設定方法は下記ページで詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。

企業案件（スポンサー契約）

Twitchとは関係なく、企業から直接案件を受けて収益を得ることができます。

収益化の選択肢の一つではありますが、企業案件は知名度が高く、コミュニティの規模が大きくないと獲得が難しいのが現実です。

Youtubeでも活動する

Twitchはライブ配信がメインなので、基本的には配信している時しか収益が生まれませんが、Youtubeと連携することで中～長期にわたって収益を得られる可能性があります。

TwitchとYoutubeで同時配信することは可能なのですが、いくつか守らなければならない規約があります。

>>同時配信のやり方と規約はこちら

寄付を募る

Twitchのcheer（投げ銭）をすると、スマホの場合はAppleやGoogleに取り分・Twitchに取り分があるので実際は5~7割しか入ってきません。

cheerを使わず、配信者に寄付できるサービスがありますので活用しましょう。主な寄付サービスはこちら。

• doneru（どねる）
• streamlabs

支援者が送る金額にもよりますが、寄付額の8~9割が配信者に入ってくるため、Twitchのビッツより利益が大きくなります。

最後に

本記事では、Twitchの収益化プログラムの説明と、Twitch公式以外で収益を得られる方法について解説しました。

収益につなげるポイントとしては、「まずはチャレンジしてみること」です。さまざまな収益化方法がある中で、初めて挑戦するものもあるかもしれませんが、自分に合う方法は試してみないと分からないものです。

オリジナルグッズを販売するなら「BASE」が、コーチングをやるなら「ココナラ」がおススメです。

どちらも登録費用や月額料金はゼロで、赤字になることはないので登録しておくと良いでしょう。