eスポーツの普及やゲーム配信需要の増加で、ゲーミングPCが今とても人気になっています。
しかしゲーミングPCは値段が非常に高く、ゲーム配信を始めたいけど困っているという方も多いと思います。
そんなゲーム配信の初心者さんにおススメなのが中古のゲーミングPCです。
本記事では、中古のゲーミングPCについてメリット・デメリットやおススメの購入方法について紹介します。
中古ゲーミングPCはやめたほうがいい?
中古のゲーミングPCについてネットを見てみると、「やめたほうがいい」「買うべきではない」といった意見がよく見られます。
ですが、PCそれぞれで環境や使用年数など異なるため、中古だからダメとは一概には言えないと思います。
個人的には、ゲーム配信初心者の方でお金をかけたくないという方には、中古のゲーミングPCをおススメします。
他の選択肢としてゲーミングPCの新品を購入したりサブスクでレンタルできたりしますが、あまりおススメしません。
理由について詳しく紹介していきます。
中古ゲーミングPCをおススメする理由
中古のゲーミングPCをおススメする理由はこちら。
- ゲーミングPCの新品は高い
- 配信にはPC以外にも周辺機器がたくさん必要
- 機器にお金をかけるのは配信活動が続いてからで良い
ゲーミングPCの新品は値段が非常に高く、ゲーム配信をするとなればPC以外にもマイクやカメラなど配信機材が必要になり、初期費用が大きくなります。
また、ゲーム配信を始めたばかりだと視聴者やコメントが少なくモチベーションが続かず配信活動を辞めてしまうかもしれません。
そうなるとお金をたくさんかけてしまうのが勿体なくなってしまいます。
中古ゲーミングPCのメリット
中古ゲーミングPCのメリットはこちら。
コスパが良い
中古PCの一番の魅力は、新品よりも安い値段で購入できる点です。
初期費用を安くできると、それだけ他の設備や欲しいものを買えるというメリットがありますよ。
元の値段やどのくらい古いかにもよりますが、数万円安くなるのは大きいですよね。
僕が初めてゲーミングPCを購入したときは、中古の物を選びました。
当時はPC一式を揃えないといけなかったので、浮いたお金でモニターやキーボードなどを買えたのはありがたかったです。
また、ゲーミングPCは内部に搭載されているCPUやグラフィックボードなどのパーツが高性能なので、買う時だけでなく売るときも値段が高いという特徴があります。
もしゲーム配信が合わないと感じ辞めてしまう場合でも、買った時の値段が安く、そこそこの値段で売れるので損失を少なくできるので、コスパがとても良いといえます。
パーツのカスタマイズが自由にできる
ゲーミングPCを使っていると、
たくさんゲームをダウンロードしたいからHDD・SSDを増設したい!
高画質でゲームしたいからグラフィックボードを今より良くしたい!
といった感じに、PCのカスタマイズ欲が出てくることがあります。
レンタル・サブスクのPCだとカスタマイズができませんが、購入したPCだと自由に組み換えができます。
僕は購入したグラフィックボードがミドルレンジのものだったので、PCを買ってしばらくしてからハイエンドの型に入れ替えました。
また、保証期間中に内部パーツを替えると補償対象外になってしまう可能性がありますので、保証期間が終わってからカスタマイズするようにしましょう。
中古ゲーミングPCのデメリット
中古ゲーミングPCのデメリットはこちら。
潔癖症の方には合わないかも
中古ということは誰かが一度購入し使用したということです。
販売店の方でしっかり綺麗にしてあるので汚いわけではないのですが、誰かが使ったものは気になる・・・という方には中古は向いてないですね。
全て組み立て済みのPCである
新品のPCをBTO(受注生産)で購入する際には、電源をもっと良い物にグレードアップしたり、HDDの容量を増やしたりというカスタマイズをして注文できます。
中古PCはそういった注文で組み立て終わったPCなので、購入時にカスタマイズして注文することができません。
PCに搭載されているパーツの性能を見て判断しなければならないため、各パーツについてある程度知っている必要があります。
パーツの知識については覚えるのが大変ですが、今後付き合っていくPCのことについて知っておくのは決して無駄ではありません。
保証期間が新品より短い
新品のゲーミングPCは保証期間が1~5年程ですが、中古だと1カ月~半年程度の保証期間となり非常に短くなってしまいます。
PCにあまり詳しくない方、保証が5年くらいほしいという方は新品も視野に入れましょう。
保証期間ができるだけ長い方が良いという方は、中古ではなく新品を視野に入れたほうが良いかもしれません。
中古ゲーミングPCの失敗しない選び方
中古ゲーミングPCは一度他の方が使ったこともあり、選ぶ際にはいくつか気を付けるべき点があります。
失敗しない中古ゲーミングPCの選び方を紹介します。
プレイしたいゲームのスペックを満たしているか
ゲーミングPCを買いたいということは、何かプレイしたいゲームがあると思います。
プレイしたいゲームソフトのプレイ要件を見て、PCのスペックを決めておきましょう。
ゲームには、最低限の環境でプレイするための「必要動作環境」と、より快適にプレイするための「推奨動作環境」があります。
例えば有名タイトルである「マインクラフト」の要件はこちら。
この場合、最適(推奨動作環境)のスペックを上回るPCを選ぶようにしましょう。
アフターサポートがあるか確認する
中古PCで一番不安なのが、「買った後ちゃんと動作するか」ということです。
前の持ち主がどのくらい使っていたかわからないため、買ってすぐ使えなくなる可能性もあります。
そんな時、購入後の保証や困った時のアフターサポートがあると安心ですよね。
中古PCの販売店の中には、保証が1年程度と短い所が多いですが、中には3年以上の長期サポートをしてくれるところもあります。
後ほど紹介するおすすめショップは長期保証しているところをピックアップしているので、ぜひご活用ください。
安すぎるPCは買わない
中古PCの中には、スペックが良いのに不自然なくらい値段が安い商品があります。
セールでもないのに安い場合、必ず何か裏があると思っておいた方が良いですよ。
ゲーミングPCはそもそもの値段が高く、中古であっても安くなるには限度があります。
ジャンク品を間違えて買ってしまわないよう、安すぎる商品は選択肢から外しましょう。
5年以上前に製造されたPCは買わない
中古PCショップの中には、メーカー発売日などの時期が分かる情報を載せているところがあります。
古いPCほど安くなる傾向にありますが、それだけ製造されてから時間が経っていますので、故障のリスクが高くなります。
一般的にゲーミングPCの寿命は5年程度と言われていますので、5年以上前に製造されたPCはできれば避けておきましょう。
中古ゲーミングPCを買うのはどこがおススメ?
中古ゲーミングPCを買う際におススメなのは、中古パソコンショップです。
大手のパソコン通販サイトだと中古でもそれほど安くならないことが多いですが、中古PCショップだと性能・状態が良い掘り出し物があることが多いです。
またサポートも充実しているので、PCに詳しくないゲーミングPC初心者さんにもやさしいショップです。
サブスク・レンタルはお勧めしない
最近認知度が増えてきているゲーミングPCのサブスク・レンタルですが、あまりおススメしません。
毎月定額でゲーミングPCを使用できるのはメリットですが、以下のデメリットの方が大きいためあまりお得とは言えません。
- 1~2年契約縛りがあり、解約すると違約金
- 合計金額が新品と変わらない場合が多い
- 契約期間が終了したら返品しなければならない
- 内部パーツをアップグレードできない
最後に
ゲーム配信を始めようと思っている方は、初期費用が少なくて済む中古のゲーミングPCがおススメです。
気になった方はぜひPCショップについて調べてみてください。
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