
こんにちわ!けろ(@KERONOTE_BLOG)です!!
PCを新調しまして、古いPCを持て余していたので仮想通貨のマイニングを始めてみました。
一部休止期間があったんですが、大体6カ月くらい動かしていたので、
どのくらいの成果があったのか振り返ってみたいと思います。
- 仮想通貨って流行ってるけど、本当に儲かるの?電気代かかるだけじゃないの?
- PCを持て余しているんだけど、何か使い道はないかなあ?
- 自分のPCでマイニングするといくら位稼げるのかな?
という方は参考にしてみてください!!
結論
まずは結論から報告します!!
- 稼働日数にかかわらず、毎月黒字となった
- NiceHash QuickMinerが安定してておススメ
- 古くなったゲーミングPCを有効活用できた
マイニングを初めて行った年でしたが、とても良い結果に終わりました。
1カ月のうち、10日以下の稼働日だった月もあったのですが、
それでも電気代を差し引いてプラスとなる計算でしたので、始めてよかったと思っています!!

それでは、マイニング結果や環境について紹介していきます!!
マイニング環境について
はじめに、僕のマイニング環境について紹介しますね。
マイニングPCスペック
僕のマイニング用PCのスペックは以下の通りです。
OS | Windows10 |
CPU | インテル(R) Core i7-3770K |
メモリ | DDR3 1600MHz 16GB |
グラフィックボード | NVIDIA GeForce GTX 1660Ti |
電源ユニット | 65W |
グラフィックボードはこちらを使用しています。

PC自体、10年くらい前に購入したものなので、CPUメモリは結構古いものになります。

グラフィックボードのみ、新調しています!!
値段は安めですが性能は良く、コスパに優れています!!
マイニングソフトについて
マイニングソフトはNiceHash QuickMinerを使用しています。

1日あたりの収益も簡単に分かります。
僕の場合、1日132円でした。

NiceHashのマイニングソフトにはMinerとQuickMinerがあり、元々はMinerを使っていましたが、
頻繁にPCがブルースクリーンになって不安定だったのでQuickMinerに変えました。
公式からもQuickMinerがおススメと言われているので、今から始める方はQuickMinerが良いと思います。

QuickMinerだとPCが安定して動作するのと、
マイニング状況がわかりやすいのでおススメです。
オーバークロック設定
グラフィックボードのオーバークロック設定は、MSI Afterburnerで行っています。
設定は以下の通りです。
Core Clock | -150 |
Memory Clock | +1100 |
Power Limit | 65W |
TEMP Limit | 68℃ |
ちなみにNiceHashのサイトにて、各グラフィックボードのオーバークロック最適値を紹介しています。
↓以下のリンクを見てみてください。↓

僕は最適値どおりに設定したらパフォーマンスが落ちたので調整しました。
自分のPCスペックに合った値を探してみてくださいね!!
マイニング期間(集計期間)
マイニングは2021年の5月26日ごろから開始し、今も続けています。
9月~10月は家の回線の都合でネット環境が不安定だったため、マイニングは休止しています。
今回の集計では、9月を除いた2021年5月~12月の分を出したいと思います。
集計結果(2021/01~2021/12)
以下が集計結果になります。
円への換算は、本記事を書いている2021年1月6日のレート(1BTC=4,977,244円)で行います。
月 | ビットコイン(BTC) | 稼働日数(日) | 利益 |
2021/05 | 0.00035152 | 7 | 1750円 |
2021/06 | 0.00158485 | 30 | 7891円 |
2021/07 | 0.00136529 | 27 | 6798円 |
2021/08 | 0.00119381 | 27 | 5944円 |
2021/09 | – | – | – |
2021/10 | 0.00024486 | 8 | 1219円 |
2021/11 | 0.00101695 | 30 | 5063円 |
2021/12 | 0.00106353 | 31 | 5295円 |
5月や9~10月はフル稼働していないので計算が難しいですが、
その他の月で電気料金を計算し、利益が出ているか比較したいと思います。
マイニングの電気料金を算出する
5~8月と9~12月で住んでいる環境が異なっており、電気代の算出が複雑になってしまうので、
5~8月の電気契約情報(従量電灯B)に併せて試算したいと思います。
レートで言うと、1kWh=26円で計算します。(九州電力の料金プランを参照しました)
電源が65Wで24時間、30日試用した場合ですが、
65×24×30=46800Wh=46.8kWhとなります。
1kWh=26円とすると、46.8×26=1216.8円となります。
よって1カ月ずっとマイニングを行って消費される電気代が1216円になります。
電源(W) × 24(時間) × 30(日) ÷ 1000 × 電気料金(円/kWh) = PCの電気代
先ほど算出した金額と併せて計算してみました。
月 | ビットコイン(BTC) | 稼働日数(日) | 利益 | マイニング電気代 | 利益-電気代 |
2021/05 | 0.00035152 | 7 | 1750円 | 283円 | 1466円 |
2021/06 | 0.00158485 | 30 | 7891円 | 1216円 | 6675円 |
2021/07 | 0.00136529 | 27 | 6798円 | 1095円 | 5703円 |
2021/08 | 0.00119381 | 27 | 5944円 | 1095円 | 4849円 |
2021/09 | – | – | – | – | – |
2021/10 | 0.00024486 | 8 | 1219円 | 324円 | 894円 |
2021/11 | 0.00101695 | 30 | 5063円 | 1216円 | 3847円 |
2021/12 | 0.00106353 | 31 | 5295円 | 1257円 | 4038円 |
雑な計算ではありますが、どの月でも基本的に黒字になっています。
ただ、ビットコインの相場は毎日変わっており、いつ下落するか分からないので、
換金するタイミングには注意が必要ですね。

というか、仮想通貨の相場グラフの波が、
いつ見ても不安定で予測しにくい・・・
どのくらい稼げるか調べてみよう!!
これからマイニングを始めてみようかなと考えている方向けに、
自分のPCでマイニングした際に、どのくらい稼げそうなのかを調べることができます。


自動検出ではソフトをダウンロードする必要がありますが、
手動選択ではグラフィックボードの型番などを入力するだけです。

通貨・電気料金・グラフィックボードなどを入力後、計算するとおおよその収益が分かります。


実際の収益額とは少し差がありますが、
プラスかマイナスかわかるだけでも便利ですね!!
まとめ
今回は、GTX GeForce1660Tiで半年マイニングを行った結果について紹介しましたがいかがでしょうか??
こうやって試算してみると、結構利益が出ているんだなあと驚きました。
使わなくなったPCをこうやって有効活用できるのは便利ですよね。
また今年の真ん中頃になったら計算してみようかなと予定しています。
マイニングはグラフィックボードでの処理を行うことが主流となっており、
ゲーミングPCをマイニング目的で購入する人も多くなっています。
ゲーミングPCの選び方について記事を出していますので、是非ご覧ください!!
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