- オンラインゲームや配信って快適にできるのかな?
- 実際使ってみてどうだった?
- J:COMにそのままするべきか、それとも光回線に乗り換えるべきか知りたい!
「J:COM NET 320mコース」はケーブルテレビ回線を利用したサービスで、申し込みから利用可能になるまで非常に速い点が魅力です。
しかし特徴を詳しく知らないで契約すると、ゲームや配信ができず後悔してしまうかもしれません。
かく言う私がゲーム配信を始めた時の回線が、J:COM NET 320mコースでした。

今では光回線に乗り換えてネット利用しているのですが、J:COMの回線を使ってみた立場としては、光回線にして良かったというのが正直なところです。
この記事では、「J:COM 320Mコース」の通信品質や実体験、オンラインゲームや配信ができるかどうかをまとめています。
読むことで、回線選びの失敗を避け、快適なオンライン環境を手に入れるための判断材料がわかります。
また、もしJ:COMから乗り換える場合に最適な光回線についても解説しています。回線選びで失敗しないために、ぜひ最後まで見てください。
J:COM 320Mコースでオンラインゲームはできるか?
J:COM 320Mコースでもオンラインゲームは一応プレイできますが、快適に楽しめるかというと少し厳しいのが正直なところです。
FPSやTPSのようなリアルタイム性の高いゲームでは、上り速度やPing値が十分でないため、ラグや遅延を感じやすくなります。
私が以前この回線でゲーム配信を試したときは、以下のような状態で快適とは言えず、ストレスを感じました。
一方、ゲームのダウンロードやアップデートは比較的スムーズでした。
320Mコースの下り速度は理論値に近い200〜300Mbps程度が出ることが多く、ゲームデータの取得やアップデートにはあまり不便を感じませんでした。
ただし、上り速度の不足は配信や動画投稿、クラウドへのファイル保存など、ゲーム以外の場面でも影響します。例えば、
総合すると、J:COM 320Mコースは「一応ゲームはできる」回線ではあるものの、FPSやTPSのようなリアルタイム性が求められるゲームや配信には向いていません。
オンラインゲーム・配信にはどのくらいの通信速度が必要?
ゲームに必要な通信速度は、プレイするゲームのジャンルによって違います。
ゲームタイトルによっても変わりますが、目安としては以下の通信速度・安定性が求められます。
下り速度 | 上り速度 | Ping値 | |
FPS・TPS | 30Mbps以上 | 30Mbps以上 | 40ms以下 |
格闘ゲーム | 30Mbps以上 | 30Mbps以上 | 40ms以下 |
MOBA | 30Mbps以上 | 20Mbps以上 | 40ms以下 |
MMO RPG・MO RPG | 30Mbps以上 | 20Mbps以上 | 40ms以下 |
TCG・ボードゲーム | 20Mbps以上 | 20Mbps以上 | 50ms以下 |
ゲーム配信 | 30Mbps以上 | 20Mbps以上 | 40ms以下 |
ゲーム配信を快適に行うためには、目安として以下の通信環境が求められます。
実際にはゲーム自体の通信も加わるので、上記の通信速度以上に余裕がある環境が望ましいです。
J:COM 320Mコースの通信品質(回線速度・Ping値など)
J:COMの320Mコースは「下り最大320Mbps/上り最大10Mbps」という仕様になっています。下り速度だけ見れば十分な数値に見えますが、実際にオンラインゲームで重要なのは安定したPing値と上り速度です。
ここでは、320Mコースの理論値と実際の傾向を整理し、ゲーム用途においてどのような問題があるのかを見ていきましょう。
320Mコースの通信速度の理論値
項目 | 最大速度 |
下り(ダウンロード) | 320Mbps |
上り(アップロード) | 10Mbps |
Ping値(目安) | 20〜40ms前後 |
下りは問題ありませんが、上りは光回線(上り1Gbps前後)と比べると極端に低いです。
実測の傾向とゲームへの影響
実際にJ:COMを利用している方の通信速度(実測値)を見てみました。(みんなのネット通信速度にて調査)
利用者の計測結果では、下りは150〜300Mbps前後と比較的安定して出ています。一方で、上りはほとんどのケースで10Mbps前後にとどまり、それ以上は望めません。
上記のような通信速度だと、次のような場面で影響があります。
結論:ゲーム向けではない回線
このように、J:COM 320Mコースは「下りは速いが、上りとPingがネック」になっており、オンラインゲームを快適に遊ぶには不向きな回線です。
特に配信や対戦系のゲームを楽しみたい方は、光回線への乗り換えを強くおすすめします。
J:COM 320Mコースでオンラインゲームをするデメリット・注意点
ラグが起こりやすい
オンラインゲームでは、自分の操作情報やキャラクターの位置情報などのデータを、常にインターネットに送信しています。
J:COM NET 320mコースでは、このデータ送信の速度が遅く、帯域不足になりやすいです。結果として、以下のような不便を感じることがあります。
特にFPSやTPSなど、操作にシビアなジャンルのゲームでは、瞬間的なズレや遅延が起きやすく、快適にプレイしにくくなります。
複数端末でネットを使うと重くなる
J:COM NET 320mコースでは、上りのデータ通信が遅いため、複数の端末や通信を同時に行うと回線が重くなる傾向があります。例えば、以下のようなケースです。
パソコンだけでゲームをする場合は問題ないこともありますが、実際は複数のデバイスやソフトを同時に使うことが多いと思います。
そのため、人によっては想像以上に通信が遅くなりストレスを感じることが多いかもしれないですね。
光回線より劇的に安いわけではない
通信品質だけでなく、料金面でも「光回線の方が良いのでは?」と感じる部分があります。
一方でJ:COM NET 320mコースの料金は2年契約で約5,000円程度。一般的な光回線より少し安い程度で、劇的にお得とは言えません。
つまり「安さを理由にJ:COMを選ぶメリット」はあまりありません。むしろ品質の差を考えれば、光回線の方がコスパが良いと思います。
オンラインゲームにおすすめの他の光回線
光回線は基本的に速度が速く安定性も高いため、JCOMで挙げたような課題を解消できます。
オンラインゲームを快適にプレイするためには、光回線を選ぶのが基本といっても良いです。
ただし、その中でも「コストを重視するか」「品質を重視するか」によっておすすめは変わってきます。
以降で紹介する光回線の料金や特徴は他ページで詳しくしていますので、気になる方はあわせてご覧ください。
>> オンラインゲームやゲーム配信におすすめの光回線はこちら
コストパフォーマンス重視の方向けにおすすめの光回線
大手キャリアが提供する光回線はキャリアのスマホ利用料金をセット割で安くできることが魅力です。セット割を利用することで、実質利用料金を値下げすることができます。
大手キャリアをご利用中の方で、オンラインゲームしつつもできるだけ料金を抑えたい方は、利用中のキャリアが提供している光回線がおすすめです。
品質重視の方向けにおすすめの光回線
オンラインゲームを快適にプレイする為に、通信速度や安定性を求める方はこちらの光回線がおすすめです。
- NURO光 ※おすすめ
業界トップクラスの通信速度が魅力。独自回線で安定性も非常に高い。 - GMOとくとくBB光
通信速度に定評がある。利用料金も安い。 - hi-hoひかり with games
専用帯域があり混雑しにくい。ゲーム特化回線。
まとめ
J:COM 320Mコースは一応オンラインゲームをプレイすることは可能ですが、
といった特徴があり、快適さを求める方にはあまりおすすめできません。
料金面でも光回線と比べて大きなメリットがあるわけではないため、長期的にオンラインゲームを楽しみたい方は光回線を選んだ方が安心です。

私もJ:COMから光回線へ乗り換えたことで、配信やアップロードのストレスが大幅に減り、オンラインゲームも快適になりました。
オンラインゲームや配信を快適にできる光回線について紹介していますので、ぜひ参考にしてください。