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OBSで配信中にリアルタイム字幕を表示する方法を画像付きで解説

配信のやり方・設定
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配信で大事なのは自分の声をしっかり伝えることですが、字幕があると聞き漏らした方や耳の悪い方にもより伝わりやすいです。

本記事では、配信中に自分の声を字幕表示するやり方について紹介します。

こんな方におススメ
  • OBSでリアルタイム字幕を表示したい方
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OBS Studioでリアルタイム字幕を表示するには?

配信者が話したことをリアルタイムで字幕にするには、「ゆかりねっとコネクターNEO」というツールを使います。

ゆかりねっとコネクターNEOとは、マイクで拾った音声を字幕表示させたり翻訳したりできるツールで、OBSと連携させることが可能です。

本記事ではOBS Studioのインストールと初期設定は完了している前提で、ゆかりねっとコネクターNEOのインストール・字幕表示のやり方について紹介していきます。

OBSのインストールから初期設定まで以下のページにまとめていますので、まだ導入していない方はご覧ください。

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リアルタイム字幕表示の設定手順

OBSでリアルタイム字幕を表示するための大まかな流れは以下の通り。

Step1. ゆかりねっとコネクターNEOのインストール
Step2. OBS Studioで字幕表示用の設定
Step3. ゆかりねっとコネクターNEOの設定

それぞれ詳しく紹介していきますね。

Step1. ゆかりねっとコネクターNEOのインストール

まずはゆかりねっとコネクターNEOの公式サイトにアクセスし、インストーラーをダウンロードしてください。

安定版と開発版がありますが、本記事では安定版をダウンロードして進めます。

ダウンロードしたフォルダを解凍(展開)して、中にあるexeファイルを実行します。

Windows Defenderで警告メッセージが表示されることがありますが、「詳細情報」→「実行」とクリックしてください。

ゆかりねっとコネクターNEOのインストール画面が表示されますので、「次へ」をクリックしてください。

ライセンス情報については、下までスクロールさせてから「同意する」をクリックしてください。

インストール先のフォルダを指定します。

フォルダを変えたい場合は「参照」を押して指定し、入力が終われば「次へ」をクリックしてください。

「デスクトップ上にショートカットを作成する」にチェックを入れるかはお好みですが、本記事では入れた状態で進めます。

インストール先フォルダが問題なければ「次へ」をクリックしてください。

「インストールの完了」の画面が表示されれば、ゆかりねっとコネクターNEOのインストールは終了なので、「完了」をクリックしてください。

Step2. OBS Studioで字幕表示用の設定

次に、OBS側でリアルタイム字幕を表示するための準備を行います。

OBSを起動して、「ツール」→「WebSocketサーバー設定」をクリックしてください。

「WebSocketサーバーを有効にする」にチェックを入れてください。

その後、「接続情報を表示」をクリックしてください。

「サーバーポート」と「サーバーパスワード」はStep3で必要になる情報なので、控えておきましょう。

控え終わったら「✕」で閉じて、WebSocketサーバー設定の画面は「OK」を押して閉じても大丈夫です。

続いてOBSで「ソース」→「+」→「テキスト(GDI+)」をクリックしてください。

あとで分かりやすいように任意の名前(例:字幕)を入れてください。

ここで入力した名前はStep3で必要になるので、覚えておきましょう。

以上でOBS側の設定は完了です。

Step3. ゆかりねっとコネクターNEOの設定

ゆかりねっとコネクターNEOの初期設定から、字幕を表示させるまでの設定を行います。

まずはゆかりねっとコネクターNEOを起動します。

デスクトップ上にショートカットを作成していた方は、そのショートカットから起動させてください。

作成していない方はスタートメニューからでも大丈夫です。

「ようこそ」という画面が表示されたら、「✕」で閉じてください。

「未使用のプラグインを無効にしますか?」と表示されますので「動作が早くなります!さっそく実行」をクリックしてください。

「完了!ゆかコネ再起動で完了です!」と表示されますので、ゆかりねっとコネクターNEOをいったん閉じて再度開きなおしてください。

「<<」のアイコンをクリックし、ピン止めマークをクリックしてください。

この部分は必須ではないのでお好みですが、この後の設定作業をやりやすくするために行ってます。

「あなたの話す言語・名前」で「44:日本語/Japanese(ja-JP)」を選択し、「あなたの名前」に任意の名前を入れてください。

「音声入力の設定」をクリックし、「オフライン認識」を選択してください。

プラグのアイコンをクリックし、「OBS WebSocket5 連携 v○○」を有効にし、文字の部分をクリックしてください。

以下の通りに入力してください。

項目設定内容
①通信先127.0.0.1 または localhost
②ポート番号OBSのWebSocketのサーバーポート番号を入力
③パスワードOBSのWebSocketのパスワードを入力
④母国語 NativeOBSで追加したソース名を入力

入力が終わったら「Connect-接続」をクリックし、その下に「接続しました(Connected)」と表示されたことを確認したら「OK」をクリックしてください。

以上でゆかりねっとコネクターNEOの設定は完了です。

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音声入力を有効にしてリアルタイム字幕を表示する

設定が完了したので音声入力を有効にしていきます。

ゆかりねっとコネクターNEOでマイクのアイコンをクリックしてください。

「入力」に使う予定のマイクデバイスが表示されていることを確認し、「スタート(Start)」をクリックしてください。

マイクに何か話してみて、OBSに字幕が表示されていれば設定完了です。

上手く表示できない場合は、OBSとゆかりねっとコネクターNEOをいったん閉じて、開きなおしてから再度試してみてください。

字幕が表示出来たら、後は字幕の位置やフォントなど、お好みで調節してください。

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まとめ

本記事では、ゆかりねっとコネクターNEOの導入手順と、OBSとゆかりねっとコネクターNEOを使用したリアルタイム字幕の表示方法について紹介しました。

字幕表示をすると耳の悪い方にも分かりやすいですし、ミュートにしたり低音量で見たりしている方にも言っていることが伝わるなど、メリットがたくさんあります。

ぜひ字幕を付けて、配信活動を頑張ってくださいね。

他にも配信関連のいろいろなツール・設定について紹介していますので、気になる方はぜひご覧ください。

また、ゆかりねっとコネクターNEOは無料で使えますが、作成しているなおさんへの支援がサービス継続に繋がっていきます。

Fanboxで支援を募っていますのでゆかりねっとコネクターNEOを使ってみて良いと感じたら支援をお願いします。

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