- 自分だけのオリジナルスタンプを作りたい!
- スタンプで自分のTwitchチャンネルを盛り上げたい!
- PCやスマホだけでスタンプって作れるの?
こんなお悩みにお答えします。
配信大手サイトのTwitchでは、自分の作ったスタンプをチャンネルで使えるのが特徴の一つです。
私はTwitchで収益化しておりスタンプを使っていますが、最初はスタンプの種類や作り方が分からず苦戦していました。
本記事では、PC・スマホで簡単にできるTwitchスタンプの作り方やスタンプの種類、作る上でのルールについて詳しく解説します。
この記事を読むと、初心者の方でも簡単にTwitchスタンプを作れるようになります。
Twitchスタンプを作ってチャンネルを盛り上げたい方は、ぜひ最後までご覧ください。
Twitchスタンプの種類
Twitchスタンプは3種類に分かれています。
- フォロワースタンプ
- サブスクライバースタンプ
- ビッツティアスタンプ
それぞれで詳しく紹介します。
フォロワースタンプ
フォロワースタンプは、あなたのチャンネルをフォローした視聴者さんが無料で使えるスタンプで、最大5つまで登録できます。
他のスタンプと違い無料で使えるので、新規の視聴者さんとのコミュニケーションに役立つという特長があります。
イラストにおススメなのは、「こんにちわ!」といった挨拶や「初見です」などの文章を描いたスタンプです。
サブスクライバースタンプ
チャンネルにサブスクライブした方が使えるスタンプです。サブスクのティア(段階)によってスタンプ数が違います。
サブスクのティア | 登録できるスタンプ |
---|---|
ティア1 | 標準スタンプ5個 アニメーションスタンプ5個 |
ティア2 | 標準スタンプ1個 |
ティア3 | 標準スタンプ1個 |
他のスタンプに比べて登録できる数が多く、動くアニメーションスタンプが登録できるという特長があります。
また、サブスク件数によって登録できる数が増えていきますよ。
ビッツティアスタンプ
ビッツ(Cheer)数が一定数に達すると使えるスタンプです。
1,000・5,000・10,000ビッツでそれぞれ1つずつ登録できますよ。特に5,000・10,000ビッツは高額なので、プレミアム感のあるデザインにすると良いかもしれませんね。
Twitchスタンプを作る上で大切なこと
Twitchスタンプは好きなイラストを何でも登録できるわけではありません。イラストの内容にルールが決められており、スタンプに関するガイドラインに記載されています。
また、スタンプをアップロードする際にも、画像の形式やサイズの決まりがあります。
Twitchスタンプを作成する上で守らなければいけないことについて、詳しく紹介します。
Twitchスタンプのガイドライン
Twitchにスタンプをアップロードすると、ガイドラインに違反していないか審査が行われます。
以下のような内容があると審査に落とされてしまいます。
- 他人を傷つける内容、脅迫、暴力、残虐な描写
- 性的なコンテンツ、過激な描写
- 薬物に関する描写
- 他のクリエイターや有名人のコンテンツ、肖像、顔など
他者を傷つけたり不快に思われる内容や、他のクリエイターさんのパクリにならないようなイラストを作成しましょう。
画像のサイズや形式について
スタンプのイラストは以下の内容にする必要があります。
- PNGファイルにすること
- 画像は正方形にすること
- ファイルサイズを1MB未満にすること
- 文字が読みやすいこと
画像のサイズについては、自動変換にするか手動でアップロードするかで異なります。
自動変換にする場合は、112 x 112 ~ 4096 x 4096ピクセルの間の正方形のPNG画像にしなければなりません。
手動アップロードの場合はサイズを28 x 28ピクセル、56 x 56ピクセル、112 x 112ピクセルにする必要があります。
Twitchスタンプのイラストを作ろう
Twitchスタンプの作り方は大きく分けて2つあります。
- 自分で作成する
- 他の人に作ってもらう(外注)
Twitchスタンプのイラストを自作するのに必要なのはこちら。
- PCもしくはスマートフォン
- イラスト作成ソフト
- ペンタブレット(液タブ・板タブ)
PCやスマートフォンはイラスト作成だけでなく、この後説明するTwitchスタンプの登録にも使うため必須です。
その他に大切なイラスト作成ソフトやペンタブについて紹介します。
イラスト作成ソフト
本記事に記載しているイラスト作成ソフトはPCだとCanvaを、スマホだとアイビスペイントを使用していますが、使い慣れたソフトがあればそちらを使ってください。
無料のイラスト作成ソフトで紹介していますが、ペンの種類やさまざまな機能が制限されます。
- ペンやブラシの種類が限られている:無料ソフトでは使えるブラシやペンの種類が少なく、カスタマイズ性が制限されがち。有料ソフトでは多種多様なブラシが用意されており、描画の幅が広がる。
- 線の修正がしにくい:無料ソフトではラスター形式が主流で、一度描いた線の形を後から自在に編集するのが難しい。有料ソフトではベクター形式に対応しており、描画後でも線の調整が簡単。
- フィルターやエフェクトの種類が少ない:無料ソフトでは利用できるフィルターが限られており、「ぼかし」「水彩画風」のような演出が難しい。有料ソフトでは豊富なフィルターが用意され、作品に多彩な表現が可能。
こだわりを持ってイラスト作成したい場合はクリスタ(CLIP STUDIO PAINT)がおススメです。マンガ家やイラストレーターも多く使っている定番のソフトです。
CLIP STUDIO PAINTについて詳しくは以下のリンクからご確認ください。
ペンタブレット(液タブ・板タブ)
スマートフォンの場合は、イラスト作成から登録までスマホだけでできます。
PCの場合でも一応イラスト作成から登録までできるのですが、個人的にマウスで絵を描くのはめちゃくちゃ難しく、おススメしません。
私も最初はマウスで頑張ってイラストを作成しようとしたのですが、なめらかな線を描こうとするとどうしても歪んでしまい、うまく描けませんでした。
そのため、PCでイラスト作成する際には実際の絵と同じように描ける液タブや板タブを強くお勧めします。
液タブ(液晶タブレット)は液晶パネル付きで、板タブは画面が付いていないという点が大きな違いです。その分板タブの方が値段が安いので、お持ちでない方は板タブを買ってみると良いですよ。
安くてオススメな板タブはこちらです。
「タブレットでもイラストが見えたほうが良いな・・・」と思ったら液タブを検討してみてください。
こちらが液タブの中では値段が控えめで使いやすくおススメです。

イラスト制作が苦手な方は外注しよう
Twitchスタンプを作りたいものの、絵を描くのが苦手でスタンプを作れないという方や、機材を買うのがもったいない・・・という方も多いと思います。
そういった方は思い切って、他の人に作ってもらうのがおススメです。
ココナラなどのスキルマーケットでは、3,000円程度でTwitchスタンプ用のイラストを作成してくれる方も多いので、気に入ったクリエイターを見つけたら、ぜひ依頼してみましょう。
- ココナラ
にアクセスし、ログインする。(初めての方は会員登録)
- 「LINEスタンプ・配信用スタンプ作成」を選択する。
- 絵柄や値段を見て良いと思った方に発注する。

ココナラはスマホアプリもありますので、こちらからインストールしてください。
Twitchスタンプを作る流れ
Twitchスタンプを作る流れはこちら。
- スタンプのイラストを作成する
- 必要に応じてイラストの背景を透過する
- スタンプをTwitchに登録する
スタンプのイラストはPCで作るやり方とスマホで作るやり方があり、本記事では両方の手順を紹介します。
PCでTwitchスタンプのイラストを作成する手順
PC・スマホそれぞれでTwitchスタンプの作り方について紹介します。
Canvaでイラストを作成する
はじめに、Canvaのデスクトップアプリを起動するか、Canvaのサイトにアクセスします。
「デザインを作成」をクリックし、検索欄にTwitchと入力すると、候補にTwitchスタンプと表示されるので選択します。


もしTwitchスタンプが見つからない場合は、カスタマイズから
112 × 112 px
のサイズで作成するとTwitchスタンプのサイズになりますよ。
次に、Twitchスタンプにするイラストを描きます。
イラストの背景を透過したい場合、背景の色はイラストと全然違う色にしておくと透過しやすくなります。
例えばイラストが赤なら背景は青・・・という感じです。
イラストを作成したら「共有」から「ダウンロード」を選択します。

ファイルの種類は、背景を透過する場合はPNGを、透過しない場合はPNGやJPGを選択し、「ダウンロード」を選択します。

イラストの背景を透過する(必要な場合)
スタンプのイラストのみ表示して背景を透明にしたい場合、イラストの透過を行います。
無料で画像ファイルを透過してくれるWebサイトがありますので、そちらを使って透過しましょう。
スマホでTwitchスタンプのイラストを作成する手順(アイビスペイント)
まずはアイビスペイントのアプリをインストールします。

アプリを起動したら「マイギャラリー」をタッチします。

左下の「+」ボタンを押します。

Twitchスタンプは正方形のイラストなので「1:1(LD)」を選択します。
「○×○」の数字はどれでも良いですが、数字が大きいとデータ量も多くなってしまうので今回は「768×768」を選択します。

スタンプのイラストを作成します。イラストを描く場合は「ブラシ」を、文字スタンプにする場合は「テキスト」を選ぶと作りやすいです。

ここからはお好みですが、スタンプはTwitchで見ると非常に小さいため、個人的にはイラストの外側を縁取っておくと分かりやすくなります。
イラストができたら「フィルター」を選択します。

ラスタライズするか確認画面が表示されますので、「はい」を押します。

「スタイル」→「ふち取り(外側)」にて、縁取りの幅や色を決めます。
下の画像だと幅などわかりにくいですが、色を赤や黒にして幅を確認し、その後色を白に戻しています。
終わったら右上のチェックマークを押します。

もう1度「ふちどり(外側)」を開き、再度幅や色を設定します。1回目の縁取りで白い枠を、2回目の縁取りで外枠を設定するといった流れになります。

イラストが完成したら右下の矢印マークを押し、「画像を保存」を押します。

ファイル形式は「PNG」を選択し、背景を透過する場合は「透過」にチェックを入れて「OK」を押します。

イラストをTwitchにアップロードする
Twitchスタンプのイラストが完成したらアップロードします。
Twitchクリエイターダッシュボードの「視聴者向け報酬」→「スタンプ」にてTwitchスタンプの種類を選択し、+マークをクリックします。
作成したイラストをアップロードし、スタンプの名前を決めて「アップロード」をクリックします。

アップロードしたスタンプは有害でないかどうかTwitch側で審査され、通れば自分のチャンネルで使用可能になります。
最後に
Twitchスタンプの作成方法について紹介しました。
Twitchのコミュニティを盛り上げていく上でスタンプはとても大事です。
好きなイラストで自分のチャンネルを楽しくしていきましょう。
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