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ゲーム配信でカクつく・重い原因と対処法【Streamlabs・OBS】

配信トラブル対策
配信トラブル対策
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ゲーム配信を始めたばかりの方が直面しがちなのが、配信画面がカクついたり重くなったりする不具合です。

快適に配信したいものの、正直何を改善したらよいか分からない方がほとんどだと思います。

本記事では、ゲーム配信が重い・カクつくといった不調の原因や対策について紹介します。

本記事では、配信ソフトにStreamlabs Desktopを使用しますが、OBS Studioでも同様の手順で設定できます。

こんな方におススメ
  • ゲーム配信を始めたばかりの方
  • 配信がカクついたり、重くなったりする方
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ゲーム配信がカクつく・重くなる原因

ゲーム配信が重くなったりカクついたりする主な原因はこちら。

  • 配信ソフトの設定
  • PCのスペックや設定
  • ゲーム内の設定
  • ネット回線

PCのスペックについては内部のパーツやPC本体ごと新調する必要があります。

しかしPCスペックが高くなくても、配信ソフトの設定やPC周りの環境を変えることで、配信が安定する可能性もあります。

PCは高価なので、買い替えるのは最後の手段として残しておきましょう。

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ゲーム配信がカクつく・重い時の対処法

配信がカクつく・重い原因として一番多いのが配信ソフトの設定です。

配信を安定させるために効果的な設定項目を紹介します。

ビットレートを下げる

ビットレートとは1秒間に流れるデータ量のことです。

ビットレートの値が大きすぎると、通信するデータ量が多くなり視聴者まで正しく届かなくなってしまいます。

一般的にビットレートは3000〜6000kbps程の値にするのが適切です。少しずつ数値を下げてみてカクつきが改善するか確認してみましょう。

Streamlabs Desktopでは、設定画面の[出力]→[出力モード]をAdvancedにして、[ビットレート]からビットレート値を変更できますよ。

Streamlabs Desktop ビットレート設定を設定する画面
kero
kero

私は4500kbpsに設定しています。

映像は細かくはないですが、配信がカクついたり途切れたりせず安定していますよ。

フレームレートを下げる

フレームレートは1秒間に描画される数です。

フレームレートの値が大きすぎると配信サイトに送信するゲーム画面の数が多くなり配信が重くなってしまいますし、小さすぎると配信画面がカクついてしまいます。

ほとんどの配信サイトでは60fpsまで対応しているため60fpsにするのをオススメしていますが、60fpsでもカクつくのであれば30fps程まで下げてみてください。

設定画面の[ビデオ]→[一般的なFPS値]でフレームレートの設定ができますよ。

Streamlabs Desktop フレームレート設定を指定する画面
kero
kero

私は60fpsに設定していますが、視聴者さんからカクつき等について指摘されたことはありません。

解像度を下げる

解像度は画面の細かさを表す数です。

解像度もフレームレートと同様に、値が大きいと送信するデータが多くなってしまい、値が小さいと画質が粗くなってしまいます。

ゲームによく使用される1080p(1920×1080)と同じにする必要はなく、むしろPCへの負荷などが高くなってしまいます。

解像度と安定性のバランスが良くおススメなのが720p(1280×720)です。

今のフレームレートが1920×1080になっているのであれば、いったん1280×720に変えてみましょう。

解像度は設定画面の[ビデオ]→[出力(スケーリング済み)解像度]で変更できます。

Streamlabs Desktop 解像度設定の画面

ハードウェアエンコーダーを使用する

収録した映像を安定したライブ配信のためにデータ処理することをエンコードと言い、その処理を実施するシステムがエンコーダーです。

エンコーダーにはソフトウェアで処理するタイプとハードウェアで処理するタイプがありますが、性能が高いのはハードウェアエンコーダーと言われています。

お使いのPCにグラフィックボードが搭載されているのであれば、ハードウェアエンコーダーを使うと配信が安定することがありますよ。

設定は[出力]→[出力モード]をAdvancedにして、[エンコーダー]からできます。

Streamlabs Desktop エンコーダー設定。NVIDIA NVENC H.264を選択する画面

私はNVIDIAのグラフィックボードを使っているので『NVIDIA NVENC H.264』に設定しています。

『Software(x264)』がソフトウェアエンコーダーなので、それ以外を使うようにしましょう。

ゲームのグラフィック設定を下げてみよう

ゲーム自体のグラフィック設定が高いと、PC本体への負荷は高くなります。

配信がカクついたり重くなったりする場合には、グラフィック設定を下げると改善する可能性がありますよ。

他にはゲームのフレームレートを自動調整する垂直同期などの設定もPCへの負荷に関係しますので、調整してみましょう。

ネット回線機器を再起動しよう

自宅にあるルーターやスイッチングハブ、ONUなどの回線機器は長時間稼働しっぱなしになっていると、パフォーマンスが落ちてしまうことがあります。

一度再起動してみて、改善するか確認してみましょう。

PCやゲーム機をWi-Fiに接続している場合はWi-Fiルーターも再起動してみましょう。

Wi-Fiの電波が電子レンジなど他の機械の電波と干渉してしまうケースもあるので、再起動すると干渉しない電波で通信する可能性があります。

ネット回線を見直そう

賃貸にお住みで、部屋についているネット回線を使っている方は、回線のパフォーマンスが足りていない可能性があります。

賃貸だと1本の回線を複数の部屋で分割して使うため、他の方のネット利用による影響を受けやすいためです。

光回線だと速度・安定性のどちらも部屋付属の回線より優れているのでおススメですよ。

kero
kero

私はソフトバンク光を契約していますが、オンラインゲーム中に一瞬固まったりラグが発生したりということが無いので快適にプレイできています。

ソフトバンク光を実際に使ってみたレビュー記事はこちらです。

>>ソフトバンク光を使ってみたレビュー

最近の賃貸は部屋まで光回線を引けるところが多いので、賃貸にお住みの方でも光回線に変えるのはとても効果的だと思います。

ゲーム配信に最適な回線選びのポイントを解説した記事がこちらです。

>>ゲーム配信ができるネット回線まとめ

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最後に

ゲーム配信画面のカクつきや重さの原因は、配信ソフトやPC環境にあることがほとんどです。

しかし、本記事で紹介した対策を試しても改善しない場合は、PCのスペック不足が考えられます。

私が厳選したおすすめのPCをこちらの記事で紹介していますので、長期間同じPCを使用している方は、この機会に買い替えを検討してみてはいかがでしょうか。

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