- 雑談とかゲーム配信で稼げるって本当?
- 今の仕事と両立できるか不安・・・
- ライブ配信って副業にできるか教えて!
ライバーやプロゲーマー、VTuberなど、ライブ配信で収益を上げるのはもはや珍しくありません。
しかし、自分に合っているかを知らずに始めると、収益化できないどころか、時間を無駄にしてしまうこともあります。

私は現在、副業としてゲーム配信で収益を得ています。
最初は「好きなゲームをしてお金がもらえるなんて最高!」と思って始めたのですが、実際には収益化までにかなり時間がかかりました。
この記事では、ライブ配信で収入を得て副業にできるかということや、ライブ配信を副業にする際のメリット・デメリットを解説します。
この記事を読むと、自分が配信活動で収益化して収入を得ていけるか分かります。
ライブ配信は副業になる

結論から言うと、ライブ配信は副業として収益を得ることが可能です。
実際に、投げ銭や広告、グッズ販売などを通して、配信で収益を得ている人はたくさんいます。
ただし、毎月安定した収入が入ってくるとは限りません。
収益を得るまでには時間がかかることも多く、継続して配信を続けることが大切です。
とはいえ、好きなことを発信しながら収益が得られるのは、とても魅力的なポイント。
あくまで趣味として楽しみながら、少しずつ収益化も目指す、といったスタイルで取り組むのがライブ配信の副業としてのおすすめの形です。
ライブ配信で手に入る収益
ライブ配信では、主にこちらの3つが収益となります。

例えばゲーム配信で言うと、大手プラットフォームであるYouTubeとTwitchで収益システムの呼び方は以下のようになっています。
Youtube | Twitch | |
広告収入 | CMの広告収入 | CMの広告収入 |
投げ銭 | スーパーチャット | cheer(ビッツ) |
サブスクライブ | メンバーシップ | 有料サブスクライブ Primeサブスクライブ |
収益の内容として、広告・投げ銭・サブスクライブがあり、Youtube・Twitchの両方がそれぞれ個別の名前で対応しています。
ライブ配信を副業にするメリット

ライブ配信を副業にするメリットはこちら。
- 趣味で収益を得られる
- ゲーム繋がりでコミュニティを拡げやすい
- 本業の時間に縛られない
- 自身の成長につながる
それぞれ詳しく紹介していきますね。
趣味で収益を得られる
もともとゲームやカラオケ、イラスト、手芸などが趣味という方にとっては、好きなことを楽しみながら収益につなげられるのがライブ配信の魅力です。
また、趣味で使っている道具や機材がすでにそろっている場合も多く、初期投資が少なくて済むのも大きなメリットです。
たとえば、PCゲームやイラスト制作などをする場合は、それなりに性能の良いPCが必要になりますが、雑談配信やちょっとした作業配信であれば、比較的安価なPCでも快適に配信できます。
趣味繋がりでコミュニティを拡げやすい
ライブ配信には共通の趣味を通じて友達を増やしたり、色々な方に知ってもらえるという魅力があります。
色々な人に知ってもらえると配信を見てもらいやすくなり、広告収入だけでなく投げ銭やサブスク増加にもつながります。

逆に、皆に知られてないと来てもらえず、収益も集まりません。
配信活動では知名度がとても大事です。
例えばTwitchでのゲーム配信に多く見られますが、共通のゲームを通じて他の配信者さんと仲良くなってコラボ配信ということもあります。
そうするとコラボ先の視聴者さんに知ってもらい、こちらの配信にも来てもらったりRaidしてもらったりしてコミュニティを大きくできます。
視聴者が増えると、それだけ配信中のCMで広告収入が入りますし、投げ銭やサブスクライブをしてもらえる可能性も高まります。
本業の時間に縛られない
ライブ配信は、自分の好きなタイミングで自宅から気軽に始められるのが大きな魅力です。
本業や家事、学業などの予定に合わせて、空いた時間に無理なく取り組むことができます。
また、他の副業と違って納期や決まった作業があるわけではないので、「やりたいときに、やりたいだけ」配信できるという自由度の高さもメリットです。
自分のペースを大切にしながら続けられるのは、ライブ配信ならではですね。
コミュニケーションや編集スキルが身に付く
ライブ配信することで様々なスキルが身に付き、あなた自身の成長につながります。
- 作業やゲームをしながら喋る
- 視聴者とコミュニケーションをとる
- 画像・動画の編集スキル
実際にしてみると分かるのですが、何かの作業をしながらコメントに反応し、視聴者に向けて喋るのは非常に難しいです。
しかし段々慣れてくると、作業と会話でマルチタスクできるようになりますし、他の方とのコミュニケーションスキルが身に付きます。
また、配信のサムネイルやオーバーレイ(画面枠)を作ると画像編集スキルにつながりますし、配信アーカイブの切り抜きやダイジェストの作成をすると動画編集スキルに繋がります。
動画編集スキルを活かして、ココナラやクラウドワークス
などのスキルマーケットで、動画編集の受託をして収益につなげられます。
ライブ配信を副業にする注意点
ライブ配信を副業にするデメリットや注意点はこちら。
- 初期投資がかかる
- 時間の切り売りである
- 収益が不安定
- プライバシーに注意が必要
ぞれぞれ詳しく紹介していきます。
あてはまる方や対策できなさそうな方、はライブ配信を始めても、収入を得るまでに時間がかかってしまう可能性がありますので参考にしてみてくださいね。
初期費用がかかる
ライブ配信はスマホでも始められますが、できることが限られていたり、配信の自由度が低かったりと、何かと不便に感じることもあります。
そのため、より本格的に配信したい場合は、やはりPCでの配信がおすすめです。
ただし、PCを持っていない方にとっては、新たに購入する初期費用がネックになるかもしれません。
最初から高性能な機材をそろえる必要はなく、できるだけ価格を抑えたPCやマイク・カメラなどを選ぶことで、初期費用をグッと抑えることができます。
コスパの良い配信機材については、以下のページで詳しく紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
時間の切り売りである
ライブ配信は基本的に、活動した分しか収益が出ないタイプの活動です。
TwitchのサブスクやYoutubeのメンバーシップといった月額スポンサーは配信していない時でも登録自体は可能ですが、投げ銭・広告収入は配信していないともらえません。
ブログやYouTubeみたいに、記事や動画を作ったら後々になっても収益につながらないため、配信をする時間をしっかり確保し続ける必要があります。
配信時間を確保しなければならない
ライブ配信の収益は、ほとんどが配信チャンネルのフォロワーや視聴者に左右されているので、安定していないと言えます。

配信するたびに毎回たくさんの人が来てくれるわけでもないし、毎回投げ銭してくれるわけでもありません。
視聴者が一気に増えることは基本的になく、面白いことをしたりコラボ配信やイベントに参加するなどして知名度を増やしながら地道にチャンネルを大きくする必要があります。
しかしそれで収益が順調に増えるとは限らず、長い時間がかかることもあります。
プライバシーに注意が必要
ライブ配信はリアルタイムで音声や映像が流れるため、載せてはいけない情報を流してしまうリスクがあります。
例えば自分の住所を間違えて話してしまったり、カメラに顔や身分証明書が映ったりと、ささいなミスでバレてしまうので注意が必要です。
顔がすべて映らない様にマスクをしたり、カメラの視界に入りそうなところに大事な書類など置かないようにしましょう。
身バレ防止だけでなく、映えるオシャレな配信部屋の作り方を下記ページで詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。
副業収入は税金にも気をつけよう
住民税で会社にバレる可能性がある
副業禁止の会社にお勤めの場合は、副業が会社にバレないよう注意が必要です。
副業がバレる原因としてよくあるのが、「住民税の通知」です。
確定申告の際に何も対策をしないと、副業分の住民税が本業の給与と合算され、会社経由で天引きされてしまいます。
その結果、会社側が「住民税の額が多いな?」と気付き、副業が発覚してしまうことがあります。
これを防ぐには、住民税の納付方法を「自分で納付(普通徴収)」にすることがポイントです。
申告時に「自分で納付」にチェックを入れておけば、副業分の住民税は会社を通さず、個人で納める形になるため、会社には副業のことが知られにくくなります。
年間20万円以上の副業収入は確定申告が必要
配信で得た収益が「年間20万円以上(所得ベース)」になった場合、確定申告が必要です。
収入から機材費などの必要経費を差し引いた額が対象になります。
税務署や自治体によって対応が異なるため、疑問がある方は専門家に相談するのがおすすめです。
住民税の手続きにしても、確定申告にしても、税金まわりの対応をすべて自分で行うのはなかなか大変です。
そんなときは、税金のプロである税理士に相談してみるのがおすすめです。
税理士の中には初回相談が無料の方もいますし、「税理士ドットコム」のような税理士マッチングサービスを使えば、無料で自分に合った税理士を紹介してもらえます。
税金のことで不安がある方は、無料で会員登録できるので、ぜひやってみてください。
最後に
ライブ配信は収益を得られるので一応副業と言えますが、不安定さや時間の切り売りである点、初期費用が掛かる場合があるなど注意が必要です。
収益化はしつつも、楽しみながら活動することを最優先にして、継続して頑張る気持ちが大事だと思います。
ゲーム配信を始めてみたい方へ向けて、配信のやり方を下記ページでわかりやすく解説しています。
興味のある方は、ぜひチェックしてみてください。
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