- みんなどうやってSwitchのゲームを配信してるの?機材や設定が知りたい…
- Switch本体だけで配信できない?何が足りないのか分からない…
- 必要なものややり方を、初心者向けに分かりやすく教えて!
Nintendo Switchは年代を問わず色々な方が楽しめ、ゲーム配信者の中でも人気のゲームハードです。
Switchのゲーム配信をしてみたいけど、他に必要な機材や配信のやり方など分からない方も多いと思います。

私は普段Switchのゲームを配信していますが、Switchのゲーム配信は初心者がゼロから始めるには少し複雑だと思います。
そこでこの記事では、Switchのゲームを配信する方法や必要な機材について紹介します。
この記事を読むと、初心者でもSwitchのゲームを配信できるようになります。
結論から言うとSwitch配信にはPCやキャプチャーボードなどの機器を準備する必要があります。どんな機器が良いかも解説していますので、ぜひ最後までご覧ください。
Switch単体ではゲーム配信できない
気をつけておきたいのが、Switch本体には配信機能が付いていないということです。
SwitchにはYouTubeやTwitchアプリがインストールできるので、アプリから配信できるかもと思う方もいると思いますが、アプリでできるのは動画・配信の視聴だけです。
Switchのゲームを配信するためには、配信するためのPCと、スイッチの画面をPCに出力するキャプチャーボードが必要になります。
またSwitch本体についても、Switchライトでは配信できない点についても注意が必要です。
Switchのゲーム配信に必要な機材
Switchのゲームを配信するのに必要な機材はこちら。
- Nintendo Switch本体
- Switchドック
- キャプチャーボード
- 配信用PC
- モニター(デスクトップPCの場合)
それぞれ紹介しますね。
Nintendo Switch本体
Switchのゲームを配信するためには、TVモードが利用できるNintendo SwitchまたはNintendo Switch(有機ELモデル)が必要です。
Nintendo SwitchライトではTVモードが搭載されておらず、ドックやケーブルで画面を出力できないため、配信には使えません。
Switchドック
Nintendo Switch ドックはSwitchをテレビやモニターに接続するための機器です。
Switchドックの主な機能はこちら。
- テレビやモニターにHDMIで映像出力できる
- ドックからSwitchの充電ができる
- USB機器を接続できる
- 有線LAN接続できる(有機ELモデルのドックのみ)
従来モデルと有機ELモデルではそれぞれドックに互換性があるため、従来モデルのSwitchを有機ELモデルのドックに接続できますし、逆の組み合わせも大丈夫ですよ。
Switchドックを使うとLANケーブルを接続して有線接続できるので、ネットワーク通信の安定性が増します。
ゲーム配信をする際にはネットワーク通信の安定性はとても大事なので、ドックを使って有線で使用することをオススメします。
従来モデルのドックで有線LAN接続する場合、別売りのLANアダプタをUSB端子に接続する必要がありますので、以下のリンクから買っておきましょう。
キャプチャーボード
キャプチャーボードとは、スマホやゲーム機の映像をPCに出力する機械です。
キャプチャーボードはSwitch配信の快適さに直結する重要な機材です。そのため、やや値段が高くても高性能なものを選ぶことをおすすめします。
キャプチャーボードの性能が低いと、ゲームの操作と画面の表示にズレが起こったり、映像や音声の質が悪くなったりするため、快適な配信ができなくなってしまいます。
キャプチャーボードは以下のポイントに沿って選ぶと決めやすいですよ。
- 外付けタイプか内蔵タイプか
- 解像度・フレームレート
- パススルー機能
- エンコード方式
- HDRかSDRか
- VRR機能
おすすめのキャプチャーボードや、選ぶ際のポイントなど下記ページで詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。
配信用PC
PCはOBS Studioなどの配信ソフトを動作させるために必要です。
Switchのゲームを配信するだけなら、OBSなどの配信ソフトが動作するスペックのPCで十分です。
一般的な配信ソフトであるOBSの動作要件については、Steamで確認できます。


快適に配信ソフトを動作させるには、「推奨スペック」を満たすPCを準備することが重要です。
OBSの推奨スペックを満たす程度のPCなら、20万円以下程度のゲーミングPCで十分です。費用を抑えつつ、OBSの動作要件を満たし、普段使いにも困らない程度のスペックだからです。
また、高性能なゲーミングPCがあれば、Switchのゲーム配信もよりスムーズに行えるだけでなく、PCゲームも快適にプレイしたり配信したりできます。詳しくは、下記ページをぜひご覧ください。
モニター(デスクトップPCの場合)
配信ソフトを動作させるPCがノートPCの場合はモニターは不要ですが、デスクトップPCの場合はモニターが必要です。
モニターはSwitch配信をする上では特に制限などありませんが、PCで配信以外に何をするかで決めると良いですよ。
例えばPCでもゲームをしたり、イラストを描いたり、仕事と兼用で使ったりと用途はいろいろ別れます。
さまざまなモニターの種類やどのような方向けか紹介するページを作りましたので、以下のリンクから参考にしてください。
>>ゲーム配信に使えるモニターの種類や選び方
Switchのゲーム配信のやり方
Switch配信のやり方は以下のステップに分かれています。
- Switchをドックに接続
- Switchと各機器を接続
- 配信ソフトを設定する
- 配信を開始する
それぞれ紹介していきますね。
ステップ1:Switchをドックに接続
Switchの映像を出力するにはTVモードにする必要があります。
Switchドックに電源ケーブル・HDMIケーブルを接続し、Switchのコントローラーを取り外して本体をドックに接続しましょう。
手順は任天堂公式Youtubeでも紹介していますのでこちらをご覧ください。
ステップ2:Switchと各機器を接続

上の図を参考に、Switchのドック・キャプチャーボード・PC、そしてデスクトップPCの場合はモニターを各種ケーブルで接続しましょう。
キャプチャーボードはHDMIポートが2つあり、INとOUTと書かれていることが多いです。以下のように接続しましょう。
- IN・・・Switchと接続
- OUT・・ノートPCやモニターと接続
また、PCでゲーム音を聞くことになるので、Switch本体にイヤホンを差している場合はPCに差し替えましょう。
ステップ3:配信ソフトを設定する
OBS Studioを例に、Switchの画面を配信ソフト上に表示します。
OBS Studioにてソースの「+」をクリックし、「映像キャプチャデバイス」を選択します。

「デバイス」にてお使いのキャプチャーボードを選択し、「OK」を押して設定完了です。

もし設定や画面表示がうまくできない場合は、何かの設定を間違えているか、接続がうまくできていない可能性があります。対処法についてはこちらのページを参考にしてください。
ステップ4:配信を開始する
配信ソフトにSwitchの画面が表示されたら、あとは配信ソフト側でマイクやスピーカーの音声を設定し、音量を調節しましょう。
配信ソフトの設定後、「配信開始」を押せば配信がスタートしますよ。

最後に
Switchのゲームを配信するために必要なものや配信のやり方を紹介しました。
ゲーム配信をするなら、本記事で紹介したキャプチャーボードやPC以外にも、マイクやカメラなど様々な機材が必要になります。
配信に必要な機材やあると便利な機材について紹介しているページを作りましたので、以下のリンクをクリックして参考にしてください。
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